梅弾空砲 巨人・坂本勇を参考にタイミング取り方を試行錯誤

[ 2018年4月30日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2―5広島 ( 2018年4月29日    マツダ )

<広・神>3回、梅野は大瀬良から左越えに先制ソロを放つ
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 結果的には、阪神・梅野の一撃がこの日の虎党を最も沸かせるものになった。

 3回無死、両先発投手の安定した立ち上がりによって生まれた静けさを、一振りで変えた。大瀬良の初球、143キロ真ん中直球を狙いすましてフルスイング。若干詰まり気味でも最後の一押しが効いたのか、左翼フェンスをギリギリ越えていった。4月1日の巨人戦以来、出場18試合ぶりとなる2号先制ソロ。ベンチに戻ると、ロサリオにハグからのヘルメットを奪われるという独特な“祝福”を受けたが、逆転負けに試合後は険しい表情で言葉を絞り出した。

 「ホームラン(のことは)はいいです…」

 それでも、5回は1死無走者から再び大瀬良の直球を弾き返す中前打。意外にも複数安打は今季初めてだった。

 昨秋から巨人・坂本勇を参考にしたタイミングの取り方を実践するなど打撃面において、試行錯誤を続けてきた。それはシーズンに入っても変わらない。20日の巨人戦からは右手と左手を離してバットを持ち、バスター気味に構える新打法を試している。試合のなかった26日には休日返上で大山とともに約40分間の打撃練習を敢行するなど不振脱出へ、もがき苦しむ日々が続く。まだ、打率は・167に留まるが、この2本をきっかけに上昇気流に乗っていきたいところだ。

 捕手としても苦しい戦いが続く。「接戦の場面で、一発のある打者で、あの一球は悔いが残る」と、6回にバティスタに許した決勝弾を振り返り、反省しきりだった。22試合中20試合で先発マスクを任されているだけに、連日、広島打線に飲み込まれた責任を感じている様子だが、やられてばかりいられない。攻守でのさらなる活躍で、今日こそ勝利を呼び込む。(巻木 周平)

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