立大、伊藤智が先制ソロ!千田との「高田コンビ」復興向かう地元への恩返し誓う

[ 2018年4月30日 12:32 ]

東京六大学 フレッシュリーグ   立大3―6早大 ( 2018年4月30日    神宮 )

初回に右越えソロを放ち笑顔で三塁を回る立大・伊藤智
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 立大の伊藤智也内野手(2年=高田出身)が初回に先制の右越えソロを放った。伊藤智は「フライかと思ったら入ったので、びっくりした。神宮では初本塁打。神宮で打つのはやっぱり気持ちいい」と笑顔で話した。

 5回には右翼線二塁打も放ち2安打1打点の活躍。母校の岩手・高田高は東日本大震災で甚大な被害を受けたが、復興へ向かっている。「高校の先生とか地元の方々のおかげで大学で野球ができているので、プレーで恩返ししたい。自分が活躍して地元に少しでも力を与えられたらいい」と決意を込めた。

 先発した千田雄大投手(2年)も同じ高田出身。右腕は3回3失点で降板し「納得いかない投球だった」と悔しがり、チームも敗れたが、立大の「高田コンビ」はこれからもプレーで地元を元気にする。

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