丸いなくても…タナキクで広島5連勝 広輔「助け合い」強調

[ 2018年4月30日 05:30 ]

セ・リーグ   広島5―2阪神 ( 2018年4月29日    マツダ )

<広・神>7回、田中は右翼中段まで運ぶ1号2ランを放つ
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 広島は29日、阪神戦(マツダ)に逆転勝ちし連勝を5に伸ばした。前日28日の同戦で負傷交代した丸がこの日、出場選手登録を外れた。不動の3番打者が消えた日。存在感を、より発揮したのは同学年の「タナキク」だった。

 3―2の7回。1死から大瀬良が四球を選んで迎えた第4打席。田中は1ボールから2番手・石崎の真ん中高め直球を強振し右翼中段まで運んだ。疲れの見え始めた大瀬良をゆっくりと生還させ、追加点を挙げる最高の一発に声も弾んだ。

 「強い打球を打とうと思った。打者として今シーズンの1本目が出たというのはホッとしています。(丸不在は)チームにとっては戦力ダウンになるけど、それを何とかチームでカバーしながら戦っていかないといけない。助け合い。それが今のカープのいいところだから」

 活路を開いたのは菊池だった。4回まで阪神先発の能見の前に1安打に封じられていたが、5回2死満塁で巡ってきた第3打席。「必死にいきました」と1ストライクから能見の直球を左前に2試合連続適時打となる一時逆転の2点打。「やるしかない。みんなでカバーしていきたい」と力強く誓った。緒方監督も「キクがあそこで打ってくれて、広輔の本塁打も大きかった。誰が外れようが、全員で戦っていく」と一丸を強調した。

 逆転の広島は健在で、今季2度目の5連勝。丸が抜けて勢いがなくなった――なんてことは決して言わせない。昨季のリーグMVPがいなくても、赤ヘルには頼りになる「タナキク」がいる。(河合 洋介)

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