「news zero」でジャニーさん性加害問題について報道 有働アナ「社会的責任を果たしていくべき」

[ 2023年5月15日 23:26 ]

ジャニーズ事務所
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 日本テレビ「news zero」(月~木曜後11・00、金曜後11・30)が15日に放送され、ジャニーズ事務所の元所属タレントが創業者のジャニー喜多川前社長(2019年死去、享年87)から性被害を受けたと訴えた問題について報道した。

 MCを務める有働由美子アナウンサーが「この件については番組で話し合って、私が話します」と切り出した。

 続けて「まずは性被害については被害者のケアを最優先で考えてほしい。そしてエンタメを通じてたくさんの夢を見せてきてくれたジャニーズだからこそ、ファンや私たちが迷いなく夢を見続けられるようにしてほしい。そのためには今回の説明に留まらず、プライバシーを十分に守った上でですが、情報をオープンにする社会的責任を果たしていくべきだと思います」と語った。

 そして「そして私たちzeroも性被害は絶対に許さないという姿勢で、しっかりと向き合っていきたいと思います」と伝えた。

 14日に同社の藤島ジュリー景子社長が「深くおわび申し上げる」と被害を訴える人に謝罪するなど、ジャニーさんの性加害問題について初めて見解を発表した。一方、この問題への対策が長年取られなかったとして、これまでのジャニーズ事務所の体制を「異常」と表現。再発防止に取り組むことを強調した。

 3月に英BBCのドキュメンタリー番組で取り上げられ、4月に元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト(26)が会見で性被害を受けたと主張したことで大きな注目が集まった性加害問題。ジュリー氏は「事務所の存続さえ問われる、極めて深刻な問題」と受け止めたが、これまで「知らなかった」とした。ただ、問題については1999年に週刊文春が記事化し、後に事務所との裁判にも発展している。この時、ジュリー氏は取締役。幹部でありながら知らなかったのか。その理由を「異常」という言葉を用い、事務所の体制に問題があったと説明した。

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