千円札の肖像画・野口英世“絶頂期”の年収は?“初任給”2円から世界的名声で大出世

[ 2023年5月15日 21:25 ]

NHK放送センター
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 NHKEテレ「偉人の年収 How much?」(月曜後7・30)が15日に放送され、千円札の肖像画として有名な医学者・野口英世の“絶頂期”の年収が明かされた。

 同番組は「教科書に載るような偉人たちはいくら稼いでいた?」として、お金を切り口に偉人の半生を紹介。今回は梅毒や黄熱病の研究などで世界的な功績を収めた医学者・野口英世を特集した。

 医師を目指した野口は、20歳の若さで超難関といわれていた医術開業試験に一発合格。医師免許を取得し、順天堂医院に就職した当時の収入について野口英世記念館の森田鉄平学芸員は「まかない付きで月2円。今の価値に換算して年収にしますと、9万1200円になります」と説明。

 1904年、留学先の米国で当時の最新医療設備が整ったロックフェラー医学研究所に籍を置くと、本格的な細菌研究をスタート。不治の病といわれた梅毒の病原体を世界で初めて発見するなど、ノーベル医学生理学賞の有力候補として名前が挙がるほどに。年収も1300万円までアップしていたという。

 そんな野口の“絶頂期”の年収は、黄熱病のワクチンを開発し細菌学者として世界的な名声を得ていた40代の頃で3800万円。就職当初の年収9万1200円から約417倍の大出世となった。

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