ラモス瑠偉氏　「今お金払って見に行ってもいいなと思う」唯一の選手とは　「意外性あるから」

ラモス瑠偉氏
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　サッカー元日本代表のラモス瑠偉氏（66）が15日、フジテレビ「ぽかぽか」（月～金曜前11・50）に生出演。現在のJリーグで認めているという選手を挙げた。

　ゲストに対する“勝手なイメージ”について語る「ぽいぽいトーク」のコーナーに登場。MCの「ハライチ」岩井勇気が「日本でサッカーやり始めた頃、日本のサッカー界ちょろいなって思ったっぽい」とのイメージを挙げると、ラモス氏は「〇」の札を掲げてみせた。

　「誘いがあった当時、読売クラブ、今の東京ヴェルディが日本リーグ2部リーグだったんですよ。昇格するために助っ人で来たんですね。来る前に私18でプロになって。ある大会草サッカーの大会やって、テレビ放送するのはブラジルだけですよ。その時お客さんが500人ですよ。それで日本に来て、じゃあ開幕戦始まる。パッと見たら120人ぐらい。ほとんど身内でテントの中に座って、よみうりランドで弁当食べてるんです。ありえないんだ。この世界が」と話した。

　それでも「そこぐらい。ただ言えるのはあの当時、素晴らしい選手が、サッカーよく知ってる選手が今よりいましたよ」と明言。「今の選手はみな上手、技術はあるけど、あまり考えてないサッカーやってるなと。読みが浅いっていうか」との感想を語った。

　「そういうの昔の選手たちがちょっとやっぱ賢いね、サッカー良く知ってるね。お互いにいいところ消したりするとかさ。自分の、例えば都並（敏史氏）が調子悪い時に、きょう都並調子悪い、近くにいてボールもらって、自分の調子取り戻すまでうまくやってあげたりとか。そういう選手が多かったんです」と説明した。

　「ハライチ」澤部佑が「そん中でも今の選手で、考えてこいつやってんなみたいな選手、こいついいぞっていう選手誰ですか」と尋ねると、ラモス氏は「ちょっと待って」と熟考。「私は（川崎Fの）家長（昭博）選手が大好きで。家長選手だけ、今お金払って見に行ってもいいなと思うくらい。意外性あるから」と名前を挙げて称賛した。

　「後は（磐田の）遠藤（保仁）選手とかさ」とも話すと、MCのフリーアナウンサー・神田愛花は「なんでそういう選手が減っちゃったって言う…」と質問。ラモス氏は「スター性が持ってる人がちょっと少ないね。な気がするね。個性がちょっと薄いね」と話した。