ユーミン船長出航! 50周年記念“海賊船ツアー”「皆と旅をしたい。もちろん、船長はあたし~」

[ 2023年5月15日 04:00 ]

船長姿で現れたユーミン
Photo By 提供写真

 シンガー・ソングライターの松任谷由実(69)が13、14日の両日、デビュー50周年を記念した全国アリーナツアー「The Journey」を横浜市のぴあアリーナMMでスタートさせた。

 アリーナの中央に全長33メートルの巨大な海賊船を模したステージが鎮座し、その周りを360度客席が取り囲む。ツアータイトルの通り「旅」がテーマで、「今回の旅では皆さんに海賊船に乗ってもらいます。どんな船であれ、一人前の船乗りになるのは大変。今回はある新米の船乗りが残した日記を基に、皆と旅をしたい。もちろん、船長はあたし~」と“出航”を宣言した。

 リフトでマストの頂上に上がり「心のまま」でオープニング。「荒井由実」時代の「やさしさに包まれたなら」、「あの日にかえりたい」をはじめ「リフレインが叫んでいる」、「真夏の夜の夢」など、昨年10月に発売し50万枚を突破した「ユーミン万歳!~松任谷由実50周年記念ベストアルバム~」を中心に、50年の足跡をたどるようにヒット曲を連発した。

 空間をレーザー光線が飛び交い、船の両側からは炎が噴き出すド派手な演出。「LOVE WARS」では、81年のツアー「水の中のASIAへ」で使用した全長30メートルの煙を吐くドラゴンに乗って登場。氷川きよし(45)の「限界突破×サバイバー」をほうふつさせるパフォーマンスでファンの度肝を抜いた。

 2度のアンコールも含め全23曲を披露。ツアーは12月27、28日の名古屋・日本ガイシホールまでキャリア最大規模となる全54公演で、57万4000人の動員を予定しており、この2日間では約1万8000人を魅了。絶好の船出に“キャプテン・ユーミン”は「私はいつまでも新米の船乗りのような気持ちでいたい。初めてのことがつらかったり面倒くさかったりしても、見るもの、聞くもの、感じることに常に新鮮な気持ちでいたい。出航して50年たちましたが、まだまだそんな思いでいます」とさらなる意欲を見せた。(鈴木 元)

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