古舘伊知郎氏「名古屋が先陣切って」エスカレーターの「立ち止まり」義務化に言及

古舘伊知郎
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　フリーアナウンサーの古舘伊知郎（67）が16日、TBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）に生出演。エスカレーターの利用方法について言及した。

　番組は、名古屋市がエスカレーターの安全な利用を促すために歩かず立ち止まって乗ることを義務付ける条例案を来年2月の市議会定例会で提出することを目指していると紹介。同様の条例は、埼玉県が昨年10月に施行しており、制定されれば全国2例目、政令指定都市では初となる。

　エスカレーターに関しては、東京は左側、大阪は右側に立つことが主流になっていることから、古舘氏は「人間の思い込みってこういうことだなって」と新大阪駅での経験を紹介。「新大阪で仕事で降りた時に西日本だから右側に寄らないと思ってたら、（前に並んでいた）20人ぐらい全員が左側にいた。え？新大阪なのに？って僕も左側にくっついた」と大阪にもかかわらず前の人が全員左側に立っていたことから、それに倣ったとした。

　「考えてみたら、東京から乗ってきた人が降りる。東日本スタイルだから左側。そんなもんなんだって」と地域であれこれ議論を交わすのでなく「埼玉で（条例が）ありますが、名古屋が先陣切ってちょうど中間あたりでしっかりと、もう追い抜くの危険だからやめようって時代なんじゃないの」とこれを機に立ち止まる風習が全国に広がればとした。