紅白史上初のアニメキャラ出場！Adoが歌声担当、映画ワンピースの「ウタ」が紅組「ワクワクしちゃう」

紅白歌合戦に出場するウタ（C）尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
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　大みそかにNHKが放送する「第73回紅白歌合戦」（後7・20）の出場歌手が16日発表され、大ヒット中のアニメ映画「ONE　PIECE　FILM　RED」に登場する歌姫キャラクターのウタが紅組出場者に名を連ねた。作中と同様、ウタの歌声はAdo（20）が担当する。

　ウタは、「みんなの前で歌えるなんて、すっごくワクワクしちゃう。歌でみんなを幸せにするのが今からとても楽しみ！大みそかは紅白歌合戦の舞台で思いっきり歌います。本番までの様子を動画などでたくさん配信していくので、この胸の高鳴りをみんなとシェアできたら嬉しいな！楽しみにしててね」とメッセージを寄せた。

　また、ウタに対してAdoは「紅白歌合戦出場おめでとうございます。歌姫としてキラキラ輝き続けるあなたが今回、この舞台に立つことを嬉しく思います。当日はあなのパフォーマンスで私たちの今を鮮やかに彩ってきてください。そして、全ての人たちに夢をみせてもらえたらと思います。応援しています」とエールを送った。

　紅白では15年、アニメ「ラブライブ！」内のアイドルキャラクター「μ’s（ミューズ）」が選ばれ、アニメの声を担当した声優陣が会場で歌った。今回も同様、Adoがステージで歌うことはあるのか注目される。

　同映画は歴代9位の興行収入180億円を記録。この人気とともにウタが歌っている劇中歌の7曲もヒットしている。特に主題歌「新時代」は、配信大手アップルミュージックで日本人で初めて世界チャート1位を記録。サブスクリプション（定額聴き放題）の再生回数は2億回を突破しており、今年を代表する1曲となっている。「私は最強」「ウタカタララバイ」などの劇中歌もヒットしているだけに、紅白ではメドレーで披露される可能性もありそうだ。

　Adoは2020年10月にメジャーデビュー。「うっせぇわ」や「踊」「ギラギラ」などが次々とヒットした。先月には米国の老舗レーベル「ゲフィン・レコード」とパートナーシップを結ぶことを発表。活躍の場を世界に広げようとしているタイミングで、国民的番組でも存在感を発揮する。