【紅白歌合戦】緑黄色社会 デビュー10周年で紅白初出場「4人の憧れの舞台」

[ 2022年11月16日 17:07 ]

<紅白歌合戦出場者発表会見>ポーズを決める緑黄色社会(撮影・久冨木 修)
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 NHKは16日、大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・20~同11・45)の出場歌手を発表。結成10周年でブレーク中の男女4人組バンド「緑黄色社会」が初出場を決めた。

 初出場にメンバーは「4人の憧れの舞台」と緊張した面持ちながら笑顔で語った。

 ボーカル・ギターの長屋晴子(27)は「4人でやってきて良かったなって気持ちでいっぱいです。(今後は)アリーナだったり、そういう規模でのライブができるようになったり、バンド名がもっと全国規模、国民的に広がっていけたら」と話した。

 けん玉が得意だというベースの穴見真吾(24)は三山ひろしの紅白の恒例企画との共演も期待されるが、「けん玉のことを忘れていたんですけど、明日から練習します」と意気込んだ。

 高校の同学年3人とそのうち1人の幼なじみによる4人組。12年に結成し、今年で10周年を迎えた20年4月の発表以来、異例のロングヒットを記録している「Mela!」はサブスクリプション(定額聴き放題)の総再生回数は、昨年にヒットの基準となる1億回、今年7月になって2億回を突破。今年は「Mela!」のロングヒットとともに、最新アルバム「Actor」がオリコンチャートで自己最高位の4位を記録するなど、セールス実績も好調だ。9月には結成10周年記念ライブを日本武道館で行った。

 ◇緑黄色社会(りょくおうしょくしゃかい)名古屋の高校の軽音楽部で一緒だった長屋、小林壱誓(ギター)、peppe(キーボード)に、小林の幼なじみの穴見真吾(ベース)を加えた4人組。長屋が飲んでいた緑黄色野菜のジュースをメンバーが間違って「緑黄色社会」と言ったのがバンド名に。18年11月にミニアルバム「溢れた水の行方」でメジャーデビュー。新曲「ミチヲユケ」(発売未定)は日本テレビの10月期ドラマ「ファーストペンギン!」の主題歌に決定した。

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