テレビ東京「60秒で学べるNews」ウエンツの姿勢が番組の意図体現

一緒に学びながら番組を仕切るウエンツ瑛士（C）テレビ東京
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　話題のニュースを60秒で解説していくテレビ東京の報道番組「60秒で学べるNews」（水曜後9・00）。MCを務めるのはタレントのウエンツ瑛士（37）だ。報道番組のMCを担当するのは今回が初めてとなる。

　清水昇チーフプロデューサーは「留学の経験からか、彼は世の中のことをよく考えている。それに“ウエンツさんいいよね”と言われていたから僕たちも一緒に番組をしてみたかった」と起用理由を説明。「何でも知っているキャスターと違って、ゲストの人たちと一緒に学んでいくスタンスがいい」と、専門家らによる解説を、まるで生徒のように聞き入りながら番組を進行させていく手腕を高く評価している。

　ウエンツは自ら学ぶ姿勢を見せることで、番組が伝えたい「学ぶことっていいこと、知ることは楽しい」というメッセージを体現している。自身だけでなく、ゲストも専門家らに素朴な疑問を投げかける場面があり、まさに学校の授業のようだ。清水氏はウエンツについて「気を使える人。“来てくれた人には楽しんでほしい”と思って収録している」。周りに気を配り、楽しみながら視聴者とともに学んでいる。