マツコ　寺島しのぶは「本当に稀有な女優さんの一人」「命懸けで女優に挑んだ」　女性として“闘い”大絶賛

マツコ・デラックス
Photo By スポニチ

　女優の寺島しのぶ（49）が5日放送の、MCを務める日本テレビ「マツコ会議」（土曜後11・00）に出演。タレントのマツコ・デラックスと対談した。

　10歳の長男・眞秀（まほろ）くんを子育て中の寺島。11日には瀬戸内寂聴の生涯を描いた主演映画「あちらにいる鬼」が公開されるなど、子育てママとは思えない仕事ぶりに、マツコは「寺島しのぶは、寺島しのぶです。子供産もうが、なんだろうが」と感心した。

　寺島は「もうちょっと違う話が来ると思ったんですよね。結婚したり、子供産まれたら」と首をひねったが、マツコは「そんなわけにいかないですよ。だって、できる人限られてる中の、本当に稀有な女優さんの一人だと思うから」と語った。

　マツコが「寺島さんって、本当に多分命懸けで女優に挑んだと思うんだよね」と話すと、寺島は「基本、男女差別から始まってるんですよね。自分の人生」と口にした。

　これにマツコは、寺島の生い立ちに触れ「歌舞伎というもので、本当は自分が一番演じるということをしたい人間なのに、それが許されず、だから女優さんになられて。で、男にはできない、最大限女であることを活かしたとんでもない化け物のような役をやることによって、力を誇示するじゃないけど、その闘いを見ていた気がしていた」と評価。「なんかとけんかしながらやってたよね、寺島さんは」と言葉をかけると、寺島は「おっしゃる通りですね。まあ今でもですけどね」と笑った。