キムタク信長「皆の者、出陣じゃあ!」多数の観覧客見守り「ぎふ信長まつり」騎馬武者行列スタート

[ 2022年11月6日 13:06 ]

<ぎふ信長まつり>13時42分ごろ、ファンに向けポーズを決める木村拓哉(撮影・西海健太郎)
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 俳優の木村拓哉(49)が織田信長に扮する「信長公騎馬武者行列」が6日午後1時、岐阜市内でスタートした。イベントが行われる市内の金華橋通りは多数の観覧客でにぎわった。

 馬にまたがった木村、福富平太郎貞家の役を演じた伊藤英明が出発式に登場すると、沿道の人たちは一斉に手を振り、黄色い声援も。りりしい表情の木村が扇子を手に「皆の者、出陣じゃあ!」と力強く呼びかけると、歓声が沸き起こった。

 織田信長に扮した木村は行列の最後尾で出発。ニヤリと笑みを見せながら沿道の人に手を振ると、スマートホンや木村の写真入りうちわを手にする人々からは再び歓声が起きた。

 木村と伊藤は、JR岐阜駅北口の文化センター前から金華橋通りを約1キロを練り歩く。現場では大規模な交通規制が敷かれ、沿道での観覧は専用エリアに限られた。専用エリアは16ブロックに分けられ、行列を追いかけられないようになっている。県警や市は、例年の8倍の規模で厳戒警備態勢を敷き、警察官500人以上に加え、民間の警備員も配置し安全対策に努めた。

 「キムタク信長」はイベント前から大きな反響を集めていた。行列の観覧募集には、定員1万5000人の約64倍に当たる96万人超が応募。「ぎふ信長まつり」開催2日間で同市の人口40万人を上回る60万人が訪れると予想されていた。県警や実行委員会は、観覧エリアの抽選に漏れた人で混雑しそうな行列コース沿いの路地にも警備を配置する計画。木村は5日、インスタグラムで岐阜に向かっていることを報告。最近の投稿でおなじみとなっている「STAY SAFE!」のフレーズで、安全な観覧を呼びかけていた。

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