公式戦25連勝中の王者・浦和学院 「超攻撃野球」で挑んだ夏の戦いに密着

[ 2022年8月27日 10:00 ]

27日放送のTBS「バース・デイ」は「超攻撃野球」で日本一を目指した浦和学院に密着した(C)TBS
Photo By 提供写真

 27日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)は、甲子園に春夏合わせて25回の出場を誇る高校野球の名門・浦和学院(埼玉)に密着し、野球部の寮生活と強さの秘密に迫った。

 2013年に初めて全国制覇を果たし、これまで20人の選手をプロ野球の世界に送り出すなど、高校野球界をリードしてきた屈指の名門・浦和学院。部員は3学年で99人おり、そのうち半分は県外出身の選手。そのため3分の2はグラウンドの近くにある寮で暮らしている。

 寮が作られたのは6年前。鍵はオートロックで、学生証のICチップで認証しているなど最新の設備となっている。また、中庭は鏡張りとなっており、選手たちは自身の打撃フォームなどを確認できる。6畳の部屋を2人で使用して過ごしている。

 グラウンドもプロ顔負けの環境で、ブルペンは最大5人が同時に投球できる。室内練習場も完備しており、グラウンドの隣には野球部専用の食堂も。そこでは専属の管理栄養士がメニューを考え、1日で5000キロカロリーを目指すなど、食事環境も整っている。

 また、規律を重んじる伝統も浦和学院にはある。朝は髭が生えていないかを確認し、掃除は学年関係なく全員で行う。公式戦が近づくとチームの士気を高めるために応援の練習や、練習中の校歌斉唱では全力。昨秋に監督に就任した森大監督は「スタンドとメインにいる選手たち、声を含めて一体感がなかったら夏は勝てない」と語る。

 野球漬けの毎日を送る選手たちの目標は甲子園優勝。夏の予選前まで公式戦25連勝と埼玉県の王者として君臨している浦和学院は三振を恐れず長打で得点を取る「超攻撃野球」を掲げる。「超攻撃野球」で激戦の埼玉県予選に挑んだ結果はいかに。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月27日のニュース