「24時間テレビ」に旧統一教会信者 7年間ボランティアとして関わる

[ 2022年8月27日 05:30 ]

日本テレビ
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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が26日までに、日本テレビの「24時間テレビ」に教団の女性信者がボランティアとして7年間関わっていたことを公表した。教団は21日に「過熱報道に対する注意喚起」として、これまでに関わりのあった報道機関を調査して公表していくとしていた。その第1弾として公表したとみられる。同局の夏の恒例特番「24時間テレビ」は、27日に放送が始まる。

 教団の公式サイトによると、女性信者は番組ボランティアをまとめる中心的な立場で活動していたという。2014年の番組テロップで、参加ボランティア団体として「世界基督教統一神霊協会・能登教会」と紹介されている画像も掲載した。

 日本テレビは26日、公式サイトに「現時点で把握している事実関係」を公表。テロップはテレビ金沢がローカルエリアで放送したものと説明。ボランティアについては「一般的に、参加される方の個人的な思想・信条について確認することはいたしません」としている。

 《テレビ金沢が声明》テレビ金沢は26日夜、公式サイトで声明を発表。掲載されたテレビ画像について「弊社が2014年7月27日に放送したCMの一部画面を切り取って掲載されたもので、参加ボランティア団体を紹介する画像ではありません」とした。同年、番組は8月30~31日に放送。当該CMは、7月26~31日に番組を応援する石川県内の企業・団体を募り、紹介したものの一つと説明した。

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