麒麟・川島 人生で「一番心臓凍り付いた」相方・田村裕からの恐怖の電話「もう手が震えて…」

[ 2022年8月27日 13:16 ]

「麒麟」の川島明
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 お笑いコンビ「麒麟」の川島明(43)が26日放送のフジテレビ「人志松本の酒のツマミになる話」(金曜後9・58)に出演。人生で「一番心臓凍り付いた」相方・田村裕からの恐怖の電話を明かした。

 「今までかかってきた電話で一番怖いの何だろう?」というテーマで、川島は漫才をバリバリやっていた若手時代のエピソードを披露。2004年、テレビ東京「たけしの誰でもピカソ」で漫才を披露することになったそうで、予定では東京・砧のスタジオで13時入りだったという。収録日当日、大阪の家で寝ていたところ、田村から「川島今どこにおんねん?」と電話が…。時計を見ると、すでに13時。収録は15時からで打ち合わせなどがあるため13時入りとなっていたこともあり、田村からは「とりあえず来てくれ」「とにかくトップバッターが麒麟の出番やから、とりあえず、怒るのは後やから、たけしさんが待ってるらしいから」と言われたという。

 「もう手が震えて…」と回顧。川島も「ごめん、謝るけど。とりあえず、今は行くわ!」と寝間着のまま、スーツケースだけを持ち、タクシーに飛び乗り、伊丹空港から羽田空港へ。「奇跡的に14時に羽田に着きまして。運転手さんに“砧に向かってください”って。タクシーの中でスーツ着替えて行って。15時5分の出番で15時に着いたんです」と何とか寸前に到着。たけしには麒麟の遅刻を伝えたら「じゃあ、麒麟いいよ!って言われる可能性がある」として何も伝えていなかったそうで、とっさに田村に「ごめん!」と謝ったというが、田村も「謝るの後でいいから、とりあえず、やろう!」と、15時5分から4分間、「寝ぐせも残ったまま、漫才をワーッとやって」と、たけしに無事に漫才を披露できたという。

 「お客さんも笑っていただいて。“あー、良かった!”と思ったら、たけしさんから“麒麟、終わってからちょっと来い!”って言われて」と川島。たけしのところに行くと、「お前ら、テンポがむちゃくちゃ変だったな!」と言われたそうで、「“分かるんだ!”って思ったら、田村のテンポが最悪だったみたいで」とまさかの相方・田村へのダメ出しだったと告白。スタジオからも「そっちか!」とツッコミが入る中、川島は「むちゃくちゃ申し訳なかったなと思って。2時間前から真面目に待ってた男がたけしさんにダメ出しされて」と苦笑しつつ、「僕が100(%)悪いんですけど、その電話が一番心臓凍り付いた」と振り返った。

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2022年8月27日のニュース