マヂラブ 「上沼バブル」の17年M-1決勝「漫才はもう、ちょっとできないかも」当時を振り返る

[ 2022年8月27日 13:24 ]

「マヂカルラブリー」の野田クリスタル(左)と村上
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 お笑いコンビ「マヂカルラブリー」が26日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。漫才日本一を決める「M-1グランプリ」の2017年大会を振り返った。

 2人は下積み時代を振り返り「17年にM-1(決勝に)出て最下位だったんですけど、出た時ぐらいまでバイトやってました」と5年前までは芸人の仕事だけでは食べていけなかったという。

 なぜ、同年を契機にバイト生活から抜け出したかについて、野田クリスタルは「上沼バブルというバブル期がありまして、めっちゃ怒られたんで、さんざんテレビに出られました」と自虐的に振り返った。

 マヂラブは同年、初めてM-1決勝に進出も漫才後、審査員の上沼恵美子から「好みじゃない」「よう決勝残ったな」などと酷評され決勝に進出した10組のうち、最下位に終わった。

 当時の心境について問われると、野田は「とんでもないことなってるなって。怒られたことより点数が付かなかったことが、うちらってテレビで通用しない漫才やってるのかなって。舞台だけでウケる芸人かもしれないなって」と落ち込んだという。

 相方・村上も「楽屋戻って第一声が漫才はもう、ちょっとできないかもしれないなって。上沼さんが怒ったみたいになったんで上沼さんに注目しがちですけど、全員じんわり点数低いんですよ」と上沼の酷評だけでなく全審査員の点数が低かったことにショックを受けたとした。

 野田は決勝の後、母親に謝罪のLINEを送ったことを明かし「最下位取ったら俺らだけじゃなくて親族全員すべったことになるんじゃないかって。家族皆で応援してるイメージだから、実の息子が生放送中に怒られてるから、これってどういう状況か想像すればするほど怖くなるんですよ。だから、“ごめんな”しか言えなくて…」と応援してくれている家族にも影響を及ぼすのではと思い、謝罪の連絡をしたと回想した。

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2022年8月27日のニュース