乙武洋匡氏 ryuchell告白での妻・pecoへの同情に私見「苦しんでる人、いっぱいいるんだから」

[ 2022年8月27日 13:31 ]

乙武洋匡氏
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 作家の乙武洋匡氏(46)が26日、自身のツイッターを更新。タレントでモデルのryuchell(26)と、妻でモデルのpeco(27)が「新しい家族の形」として夫婦からパートナーとして歩んでいくと発表したことに対し、噴出する批判的な意見についての私見を述べた。

 ryuchellは、メディアで「夫」として話をすることが増える中で「“夫”らしく生きていかないといけないと自分に対して強く思ってしまっていました。“本当の自分”と、“本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました」と気持ちを明かした。今後は「新しい家族の形」として「人生のパートナー」として暮らしていくことを報告した。2人は8月26日までに法的な夫婦関係を解消。これまで通り2018年に誕生した長男と3人で家族として暮らしていくという。

 今回の報告についてさまざまな意見が出る中、一部では批判的な声も出ている。乙武氏は「りゅうちぇるのニュース読んで『奥さんがかわいそう』とか言ってる人たち。なんで、りゅうちぇるはずっと言えなかったんだと思う?なんで自分を偽らなくちゃいけなかったんだと思う?」と投げかけ。「そこにも目を向けてほしいんですよ。りゅうちぇるだけじゃなく、苦しんでる人、いっぱいいるんだから」と続けた。

 さらに「実際に差別を受け、困っている人たちがいることを知りながら、伝統的家族観とやらに縛られて、その差別を生んでいる社会的構造を放置し続ける態度のほうが、よほど“お花畑”だと感じますけどね。私は」ともつづった。

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2022年8月27日のニュース