宮澤エマ 「鎌倉殿」小池栄子“政子”と姉妹対峙の名場面舞台裏明かす 小池の意外な一面暴露

[ 2022年8月27日 16:16 ]

宮澤エマ
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 女優の宮澤エマ(33)が27日、NHK「土曜スタジオパーク」(土曜後1・50)に出演。現在出演中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)で、小池栄子(41)との名場面裏話を明かした。

 同作で、小栗旬演じる北条義時の妹・実衣役を務めている宮澤。この日は姉・北条政子を演じる小池栄子がスタジオゲストとして出演し、宮澤はVTRでこれまでのシーンについて振り返った。

 北条家の男たちが戦に出ている間、政子や妹の実衣(宮澤エマ)、りく(宮沢りえ)の3人は修善寺にかくまわれており、作務衣姿の3人のトリオのような掛け合いが話題になったが、宮澤は「よく姉上とも言っていて。寺女時代って呼んでるんですけど、あの時代が一番楽しかったねって」と回想。「実際、男性陣は戦ですごく大変なシーンもたくさんあったと思うんですけど、私たち3人はずっと寺の中でかくまわれていて、ずっと運命共同体というか。3人で撮影することが多くて。あの時に関係性を作っていったところもあったので、すごく幸せな時代として覚えています」と振り返った。

 その後、疎遠になった政子と実衣が再び対峙。政子が「大丈夫、あなたは私が守ります」と語りかけ、実衣が涙するシーンは名場面と話題になったが「あんなに仲良かった2人が、今度はお互いにどう言葉をかけていいかわからないっていう。それでもお姉ちゃんはお姉ちゃんで、姉としてしっかり妹を守ろうとする姿勢っていうものにすごく胸を打たれて」と回想。

 「“泣く”とはト書きに書いてなかったんですけど、自然と涙があふれてしまって、変わらず姉妹なんだなっていうのを実感できて。あのシーンが私はすごく好きです」としみじみ語った。

 プライベートでは「ようやく飲みに行けるようになってお宅にお邪魔させていただいた」と明かし、「盛り上がってダンスパーティーの時間が始まったんですよ。姉上はダンス部だと聞いてたので姉上がビヨンセを踊るところを見たいなと思って、ビヨンセの動画流して踊り出したんですよ。そしたらびっくりするくらいヘタクソで。どんな踊り?みたいな独自路線というか。姉上は意外に踊りが苦手です」とまさかの暴露。

 スタジオの小池は「ミュージックビデオをテレビで流してたら、テンションが上がっちゃって。エマちゃんはアメリカ仕込みのかっこいいタテノリで。私も中高6年間、ダンス部だったから、倒れるまで踊ろうぜ!みたいなつもりだったんだけど、まさかそんなふうに思われてたとは…」と苦笑。さらに「後日、(小栗)旬くんに映像見せたら栄子さん気持ち悪いっスねって言われちゃった」と自虐気味に笑った。それでも宮澤については「ほんとかわいい妹で。何かあると、撮影終わりでお茶する?みたいな感じで実衣ちゃん誘って行ってます」と明かした。

 姉妹対峙のシーンを振り返り「大切な妹は守りたいと思いましたし。エマちゃんが、(実衣の夫・)全成さんが鎌倉殿になるかもってなった時、“私(実衣)が御台所になる”っていうシーンで、あなたに務まりませんって私は言うんですけど、私みたいな思いはしてほしくないっていう気持ちでお芝居したつもりなんですよ。常に彼女には幸せでいてほしいっていうのは今でもずっと感じてやってます」と語った。

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2022年8月27日のニュース