遠藤憲一 元バイト先・三越で超爆買い!驚がくの金額は?「まったく予想だにしない額だった」

[ 2022年7月22日 20:40 ]

俳優の遠藤憲一
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 俳優・遠藤憲一(61)が、22日放送のフジテレビ「爆買い☆スター恩返し3時間SP」(後7・00)にVTR出演し、予算大幅オーバーの超爆買いをする場面があった。

 故郷やゆかりの地で、恩返しのために爆買いする人気番組。しかし、遠藤が選んだ爆買いの舞台は故郷ではなく、東京・日本橋の三越本店。それには深い理由があった。

 「下積み時代にお世話になった場所です。自分の中で将来、恩返しができるものならばしてみたいと思っている時に、この話をいただいたんで。感謝の心を返したいなと思います」

 駆け出しの役者だった19~20歳のころ、約2年間、三越の従業員食堂で洗い場のバイトをしていたという。「そのころは劇団でお芝居をやっていて、公演中、休みをいっぱい取らなきゃいけないんですね。それを融通を付けて休ませてもらって、それでもクビにされず、2年間お世話になった場所です。恩返しはここしかないんで」と、熱い思いを打ち明けた。

 サイコロを投げて決まった予算は、70万円。遠藤はまず、地下の食料品売り場で、出演中のドラマ「魔法のリノベ」の出演者、スタッフをはじめ、お世話になっている人たちに差し入れを爆買いした。1本864円の高級トマトジュースを70本、1個5400円の超高級ツナ缶なども、ちゅうちょなく購入した。

 爆買いのハイライトは、遠藤が働いていた社員食堂。なんと、この日利用した全従業員の食事やドリンク、デザートをすべておごるという大盤振る舞いだった。オフィスも訪れて「おごりますので、ぜひ1人でも多く食べにいらして下さい」と、自ら作ったビラを配布。館内放送も使って利用を呼びかけただけでなく、洗い場で皿洗いも手伝う場面もあった。

 その効果あってか、この日の食堂は大行列ができる盛況ぶり。普段の倍以上という約1000人が利用した。すると、気になってくるのがその合計金額。既にかなりの額を食品売り場で使っており、遠藤も「足りないんじゃない?」と気をもみ始めた。

 食堂に戻って会計をすると、その額は驚がくの113万6412円。金額が発表されると、従業員たちから大きな拍手が起きた。手持ちの金では足らず、マネジャーを務める妻からも出してもらうという緊急事態になった。

 食品などを含めたすべての合計は、138万6828円。予算の倍も使ってしまったという結果に、遠藤は「倍じゃん!まったく予想だにしない額だった。70万も届かないことになるのかなと(思っていた)」と笑って本心を明かした。それでも、若手時代を支えてくれた三越に恩返しができたことに、「“ごちそうさま”、“ごちそうさま”って言ってくれるのがすごいうれしかったですね。終わってみれば楽しい番組でした」と、すがすがしい笑顔で振り返っていた。

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2022年7月22日のニュース