拓郎 「LOVE LOVE あいしてる」特番で最後のTV出演 KinKi Kidsから花束贈られ涙

[ 2022年7月22日 05:30 ]

フジテレビ「LOVE LOVE あいしてる」に出演した吉田拓郎
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 年内で芸能活動を終了する意向のシンガー・ソングライター、吉田拓郎(76)の最後のテレビ出演となるフジテレビ「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」が21日、放送された。番組の最後で、KinKi Kidsの堂本光一(43)、堂本剛(43)から花束を贈られると、涙を浮かべた。

 1996年から約4年半、キンキとMCを務めた思い出の番組が、キンキのCDデビュー25周年の記念日に、特番として復活。冒頭では番組の主題歌「全部だきしめて」をKinKi Kidsや木村拓哉(49)と披露した。

 その後、「落陽」など代表曲も熱唱。親交のある明石家さんま(67)も花束を持ってサプライズ登場。レギュラー出演していた篠原ともえ(43)らも出演し、豪華な“卒業式”となった。

 今回の決断については光一と剛とのトークの中で「いったん卒業」と話した。「この番組で卒業決めてるんだけど、ハワイに連れて行ってもらえるんだったらかなり前のめりになる」と、ハワイ好きの拓郎らしい、復活を期待させる発言もあった。

 1970年のプロデビューから52年。テレビで最後に歌唱したのは、光一と剛が作曲、拓郎が作詞と3人で初めて合作した「Sayonara あいしてる」。「この番組が僕らを凄く育ててくれた。長い間お世話になりましたという気分で詞を書いた」と思いを明かした。

 2人には「俺にとって、君たちは本当に大きい存在」と感謝。「光一君も剛君も応援しながらテレビ見させてもらいます」とエールを送り、固く握手を交わした。番組の最後にはキンキの間で「それでは皆さんありがとうございました。さようなら」と左手を振り“別れのあいさつ”。笑顔で長い芸能生活にひと区切りを付けた。

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2022年7月22日のニュース