吉田拓郎 最後のTV出演「LOVE LOVE あいしてる」特番は10・0% キンキから花束贈られ涙

[ 2022年7月22日 10:28 ]

吉田拓郎
Photo By スポニチ

 年内で芸能活動を終了する意向のシンガー・ソングライター、吉田拓郎(76)の最後のテレビ出演となるフジテレビ「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」が21日に放送され、平均世帯視聴率10・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。前4週の5・8%から4・2ポイントの上昇。個人視聴率は6・2%だった。

 1996年から約4年半、KinKi KidsとMCを務めた思い出の番組が、キンキのCDデビュー25周年の記念日に、特番として復活。冒頭では番組の主題歌「全部だきしめて」をキンキや木村拓哉(49)と披露した。

 その後、「落陽」など代表曲も熱唱。親交のある明石家さんま(67)やレギュラー出演していた篠原ともえ(43)らも出演し、豪華な“卒業式”となった。番組の最後では、キンキの堂本光一(43)、堂本剛(43)から花束を贈られると、涙を浮かべる場面もあった。

 今回の決断については光一と剛とのトークの中で「いったん卒業」と話した。「この番組で卒業決めてるんだけど、ハワイに連れて行ってもらえるんだったらかなり前のめりになる」と、ハワイ好きの拓郎らしい、復活を期待させる発言もあった。

 光一と剛には「俺にとって、君たちは本当に大きい存在」と感謝。「光一君も剛君も応援しながらテレビ見させてもらいます」とエールを送り、固く握手を交わした。番組の最後にはキンキの間で「それでは皆さんありがとうございました。さようなら」と左手を振り“別れのあいさつ”。笑顔で長い芸能生活にひと区切りを付けた。

続きを表示

2022年7月22日のニュース