米英チャートで1位「ワン・ダイレクション」のH・スタイルズ 「THE FIRST TAKE」初参戦

[ 2022年6月9日 04:00 ]

THE FIRST TAKEに初挑戦したワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ
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 英男性グループ「ワン・ダイレクション」の人気No・1メンバーで歌手のハリー・スタイルズ(28)が、一発撮りで歌を収録するYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に初挑戦した。

 米英両国のチャートで1位を獲得したミュージシャンの登場は初めて。人気アイドルや還暦超えの歌手の出演などで数々の話題を提供し、チャンネル登録者数を630万人にまで増やした人気番組に、故デビッド・ボウイさんに例えられる世界的スターが登場する。13日公開。

 収録場所は英国。白い背景のスタジオで、1本のマイクに向かい、ヘッドホンを着けて歌うおなじみのスタイルで、美しく艶やかな歌声を響かせた。全米で2週連続、全英でも1位を記録した最新アルバム「ハリーズ・ハウス」の収録曲の中から1曲を披露。何を歌ったかは公開直前まで明かされないが、オリジナル音源とは違う特別バージョンの歌だという。

 グループでは13、15年に2度の来日公演を行い、プライベートでは18年の年末から年始にかけ1カ月も日本に滞在するなど、大の親日家で知られるハリー。今作は、滞在中に聴いて気に入った細野晴臣(74)のアルバム「HOSONO HOUSE」(73年発売)をヒントに命名した。日本のトレンドにも敏感で、音楽関係者は「ザ・ファーストテイクの人気ぶりも耳に入っていたようです」と明かした。

 「1D(ワン・ディー)」の愛称で世界的に人気を誇ったワン・ダイレクションは15年末のライブイベント出演を最後に活動を休止している。ハリーは17年にソロデビューし、初アルバム「ハリー・スタイルズ」が米英豪など55カ国で1位を獲得。同年に俳優デビューも果たし、グループのメンバー4人の中で最も成功している。

 19年11月のチャンネル開設以来、最も大物と言える洋楽アーティストの一発撮り挑戦。国内外で大きな注目を集めそうだ。

 ≪韓国勢はすでに出演≫ザ・ファーストテイクに出演した洋楽アーティストでは、米アカペラグループ「ペンタトニックス」が21年1月公開の動画で「Little Glee Monster」と共演した。ただ、この時はリトグリがメインで、ペンタトニックスはゲスト扱いだったため、ハリーが洋楽勢第1弾ということになる。韓国勢では「Stray Kids」や「TOMORROW X TOGETHER」、「2PM」のJun.K(34)が出演した。

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