「ちむどんどん」博多大吉「我々はびた一文貸しません」ニーニー竜星涼 明日「あさイチ」ゲスト出演

[ 2022年6月9日 08:20 ]

「博多華丸・大吉」の博多大吉
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は9日、第44話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第44話は、屋台のおでん屋の黒字化に励む暢子(黒島)は「アッラ・フォンターナ」のオーナー・房子(原田美枝子)の秘められた過去を知ることになる。その頃、賢秀(竜星涼)は手を染めていた怪しげな健康飲料“紅茶豆腐”を売るビジネスが急展開。そして、思わぬ結果を迎えることに。賢秀と過ごす中、暢子は料理の基本を大事にすることを痛感し、苦境を打開する大きなヒントを手にする…という展開。

 賢秀が暢子を「ガナハビジネス」に連れていくと、部屋はもぬけの殻。沖縄の本土復帰時の為替レート投資話に続き、賢秀はまたもや我那覇良昭(田久保宗稔)に騙された。

 沖縄料理店「あまゆ」。

 「賢秀副社長へ。身内に不幸があり、しばらく東京を離れる。ビジネスは中断せざるを得ない。君から預かった金(“紅茶豆腐”のCM制作費15万円)は、しばらく貸しといてくれ。我那覇」(我那覇の置き手紙)

 賢秀は「またか。今度こそはと思ってたのに。オレはいつになったら、母ちゃんに恩返しできる。(母に無心した)そのお金、全部我那覇さんに。もう家族やめる。縁を切ってもらう。オレは疫病神。家族の邪魔者さ。じゃあな」と自己嫌悪。賢秀が去ろうとした時、暢子は子どもの頃の「足てびち」の思い出を語り始める。

 夕食の足てびちをめぐり、賢秀(浅川大治)と良子(土屋希乃)がケンカ。賢秀は家を飛び出し「もう家族やめる。縁を切ってもらう。オレは疫病神。家族の邪魔者さ」。賢三(大森南朋)が連れ戻し「父ちゃんのあげるから。いいから、食べれ」。賢秀は突き飛ばしてしまった優子(仲間由紀恵)に「母ちゃん、ごめん」と謝った。賢三は「邪魔者とかはいない。ケンカしても仲直りできるのが家族。この先、何があっても、みんな、おまえの家族。分かったか」。賢秀は泣きながら足てびちを味わった。

 賢秀は「またいつか、みんなで食べたいな」と暢子に出された足てびちをほおばった。暢子は「いつかニーニーが一番星のビジネスマンになってからに。みんなにおなかいっぱい足てびちをご馳走して」。賢秀は気を取り直し「一番星に、グレイトになるからよぉ。暢子、オレは必ず星をつかんでやるぜ。さらばだ」と鶴見を後にした。

 トラブル続きの賢秀。今度こそ再起なるか。

 直後の同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)の“朝ドラ受け”。10日に竜星が「プレミアムトーク」にゲスト出演するとあり、博多大吉は「このタイミングで明日、ニーニーが『あさイチ』に来るんですよ。我々はびた一文、彼には貸しません」と笑いを誘った。

 

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