JOY 肺結核で3カ月間40度超…生死をさまよい変わった意識「自分を守れるのは自分だけ」 

[ 2022年6月9日 14:52 ]

タレントのJOY
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 モデルでタレントのJOY(37)が、8日配信のABEMA「2分59秒」(水曜後9・00)に出演し、過酷な闘病生活の経験を語った。

 芸歴約20年のJOYは11年、生死をさまよう病に冒された。ちょうどバラエティー番組で人気になり始めたころだった。「収録を忙しくしていると、ちょっと体調を崩してくる。せきとかが止まらなくなっちゃって」。病院では風邪や咽頭炎などと診断されることが多く、薬を飲んで仕事を続けていたという。

 そんなある日、体に大きな異変が。「仕事が終わって帰ったら、血を吐いて、熱も38度を超えて、死にそうだと夜間の救急病院に行ったんですよ」。レントゲン検査の結果、病名は肺結核で、そのまま入院したという。

 入院生活は約3カ月に及んだが、そこからが試練の始まりだった。「そこからがきつくて、薬を飲むと、菌と薬が戦うから熱が上がるんですよ。毎日40度くらい出てて」。さらに「インフルエンザで38度とか39度とか出て2、3日続くと、しんどいと思うんですけど、僕は40度が3カ月以上続いたんですね」と明かすと、スタジオから悲鳴に似た声が上がった。

 そんな入院生活である日、テレビで音楽家ショパンの特集を見ていたという。「ショパンの音楽で癒やされたり、ポーランドのきれいな街を見て癒やされたり」。ところが「その番組が“ショパンは結核で死にました”っていうね、とんでもないオチで」。笑うに笑えない話も披露した。

 退院後、38度の熱が続きながら仕事に復帰。しかし、「同情されるようになっちゃって、ウケるものもウケなくなって、結構仕事なくなりましたね」と、チャラいキャラが通じなくなって苦悩もあったことも明かした。

 大病を経験したJOYは「休むことの大切さとかに気づけた」と、その後の意識の変化について語った。さらに「自分を守れるのは自分だけ」とも訴えた。

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2022年6月9日のニュース