パックンマックン 「幻の解散」の過去 パックンが日本のツッコミ文化に慣れず「17回殴り返すぞ」

[ 2022年6月9日 14:07 ]

パックンマックンのマックン(吉田眞、左)とパックン(パトリック・ハーラン)
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「パックンマックン」が9日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。過去にあった「幻の解散」について語った。

 米コロラド州出身でハーバード大卒のボケ担当、パックンことパトリック・ハーランと、群馬県富岡市出身でツッコミ担当のマックンこと吉田眞のコンビは日米異国コンビの元祖で、今年で結成25年を迎えた。司会の黒柳徹子から「解散の噂もあったとかって聞いたけど、本当?」と聞かれると、パックンは「解散の危機は2回ぐらいあるかな」とぶっちゃけた。

 マックンは2人は仲が良いとしながらも「今ネットとかでパックンマックンって検索すると、大体その後に解散とか、不仲とか出ちゃうので、皆さんやっぱりそういうイメージですかね」と平然。パックンが「一番最初にコンビ組んだ時、僕、日本のお笑い全く分かんなくて、日本のツッコミ文化に慣れなくて、1回解散の危機あったね」と振り返ると、マックンは「僕がはたきすぎて“痛い”って言って」と苦笑した。

 黒柳が「絶対アメリカではないことですもんね」と話すと、パックンは「ありえないありえない。面白い事言って笑い取ってんのに、そんなに怒ってんだ、怒らなくていいんじゃないかと」。ある日、舞台を降りた後、「今のコントの中で17回叩かれてるから、これから俺、17回殴り返すぞ」とマックンに言うと、マックンは「それだったらこれから日本のお笑いはツッコミと言う文化があるからやっていけないから、もう辞めよう」と言って帰ってしまったとした。

 「1回解散してるんですよ。コンビ結成して半年ぐらいで」と話すパックンは「で、30分後に僕電話して、“さきほどはゴメンね”って言って」と謝ったという。するとマックンも「“あ、いいよ”って言って仲直りして」と説明。「幻の解散です」とパックンが話せば、マックンは「でもそれからパックンマックンの漫才は叩かなくなりました。そういう風に進化しました」。パックンも「平和的な漫才コンビになりました」と続けた。

続きを表示

2022年6月9日のニュース