成田凌「一生忘れない」 デビュー作で出会った大物俳優からの言葉「今、自分がいる理由ですかね」

[ 2022年6月9日 12:43 ]

成田凌
Photo By スポニチ

 俳優の成田凌(28)が8日放送のフジテレビ「TOKIOカケル」(水曜後11・00)に出演。デビュー作で共演した18年に他界した俳優・津川雅彦さん(享年78)とのエピソードを明かす場面があった。

 成田は21歳の時に、フジテレビNEXTで放送された連続ドラマ「FLASHBACK」でデビュー。「初めて受けたオーディションで受かって、主役やったんです。原点なので一生忘れない。よく選んでくださいましたね」と明かした。

 同作では、遺体の残留思念が見える特殊能力を持つ刑事を演じ、「本当に難しかった」と回顧。その作品で大きな出会いがあったそうで、「その時に津川雅彦さんも出てらっしゃって、津川さんとの出会いが今、自分がいる理由ですかね」と成田。「常に毎日、学ぶことだらけでしたけど、最終話で泣かなきゃいけない芝居があって、どうやっていいかわからない時に、津川さんに“この、父親の愛情がな、ってセリフがあるでしょ。そのセリフまで僕の目を見ていてくれるかな”とだけ言われて。本番に入って、その時に津川さんの目をずっと見ていたら、涙が止まらなくなっちゃったんですよ。そのあともすべてがうわーってなっちゃって、40分ぐらい涙止まらなくなくて、カメラマンさんも監督も“いいから撮れ”ってただ座って泣いているのを撮っててくれたりして」と振り返った。

 「自分はこういう人間になれるまで俺は役者を続けないといけないんだなって、その時に思って、今、ここにいる。愛情も学んだし、人間として学ぶことだらけでしたね」と大先輩との出会いに感謝した。

続きを表示

2022年6月9日のニュース