山里亮太 井上VSドネアを相方・しずちゃんの副音声を聞きながら観戦するも「最悪」と思ったワケ

[ 2022年6月9日 11:57 ]

「南海キャンディーズ」の山里亮太
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 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(45)が8日深夜放送のTBSラジオ「JUNK山里亮太の不毛な議論」(水曜深夜1・00)に出演。7日に行われた「WBA・IBF・WBC世界バンタム級王座統一戦 井上尚弥VSノニト・ドネア」を自宅で観戦した際の出来事を語った。

 「ベタなあれだけど、昨日みんな見てるでしょ。井上尚弥選手の。つっよ」と切り出すと、「みんな結果に驚いたかもしれないけど、俺一番驚いたのは試合前よ。ツイッター上に流れて来たある情報で度肝を抜かれたのよ」と語り出した。「ツイッターではスペースって言って、ラジオみたいなのをやるんだよね。生で。声だけのやつ。で、アマゾンさんの公式のツイッター情報を流していく上で、なんと井上尚弥選手とドネアの試合を副音声で実況があると。そのラインアップにうちのおしず(しずちゃん)がいたのよ」と興奮気味に語った。

 ほかには「ロバート」山本博、「ジャングルポケット」太田博久が出演していたとし、「昔は自分がボクシングをやっていて、自分がオリンピック出ることが叶わないってなった瞬間に、次に自分の魂、スピリッツを持った子供に頑張らせたいということで、何とかドネアとつながろうとしたうちのおしずが。フェイスブックでドネアを検索し、付き合おうとしたそのおしずが」とも告白。「井上選手とドネアの副音声で実況だよ。凄いなと感動して。わが相方ながらカッコいいと。世紀のこの一戦に実況解説で入るなんて」としみじみと語った。

 「こんな感情が芽生えるようになったなんて、南海キャンディーズもどんどん一つになっていってんなと。じゃあ、そのまま見ようと思ってたけど、これは、うちの相方の実況でこの世紀の一戦を見ようって思った」とスマホをセットして、試合を観戦したとした。

 そうして試合前になったものの、しずちゃんらのトークがなかなか始まらず、マネジャーに尋ねると、「なんか今、バタバタしてるっぽいです」との回答が。山里が家で映像を見ていると、ゴングが鳴ったと同じ頃に「皆さん、聞こえますか」とスペースでのトークも流れてきたとし、「キタキタキターって思って」と喜んだという。

 そうして試合を見ていると、井上とドネアがまだゆっくりと対戦している段階で、「スゲー、ダウン奪ったー」との音声が聞こえてきたという。「キレイなの入って、ダウンだ、すっご、いやドネアふらふらじゃん」、「うわ、立ち上がった」とも流れたが、山里が見ると、ドネアはまだダウンしておらず「え、えっ」と混乱。「気づいたのよ。たぶんだけど向こうは現地で見てんのか、音声の配信はタイムラグなしだけど、映像はタイムラグあんのよ。だから、最悪だよ。最悪。すぐよ。すげーいよいよ始まったなーって言ったら、“うわー、ダウン奪った、井上、つよー”ってなんのよ。ディレイだ。たまらんって」と状況を理解した。

 「いやこれ、ダウン奪うんだ、えーって。どんだけディレイあんの」と先に映像の結果を音声で知ることになってしまい、山里はがっくり。「あのダウン、超面白かったでしょ。でもなんないのよ、知ってっから」と試合の面白さがなくなってしまい、「切る切る切る、これ切ろう」とスペースの配信を切ろうとしたものの、「切る時にさ、“うわ、2回目のダウン”って言ったの。“うわ、止めたー”って言ってるけど、止めて。次のラウンドで終わるじゃん、って(先に分かって)。最悪。そうよ。一番いいとこ全部、未来人に教わった」と残念そうに語った。

 試合終了後、マネジャーに「ちょっとー、全部先に言われるんだけど」と愚痴ったところ、「システム大変だったっぽいです」と言われたという。試合に関しては「知っててもすげーなと思ったし、本当にダウンするんだよ、この後と思いながら見てたけどね」としたものの、「言ってもコンビ愛からだよ。この副音声聞こうと思ったのはね、ひも解いてみりゃ、うちの相方、“うわー”しか言ってないのよ。それだけよ。博さんとか太田とかはさ、めちゃくちゃ臨場感あふれる、いかに今のが凄いのか、井上選手の凄さを語ってる中で、ずっと“うわー”“うわー”って言って、俺もうなにこれ畑の近くで録ってんのかなって、ウシガエルいない?って。まあでもコンビ愛のために我慢しましたけど」とボヤキ節。それでも井上に関しては「強いねー」と感激していた。

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2022年6月9日のニュース