「ちむどんどん」暢子、和彦くんの忠告に感謝「やっと気がついた」どうなる?イタリア風おでん

[ 2022年6月9日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第44話。暢子(黒島結菜)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は9日、第44話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第44話は、屋台のおでん屋の黒字化に励む暢子(黒島)は「アッラ・フォンターナ」のオーナー・房子(原田美枝子)の秘められた過去を知ることになる。その頃、賢秀(竜星涼)は手を染めていた怪しげな健康飲料“紅茶豆腐”を売るビジネスが急展開。そして、思わぬ結果を迎えることに。賢秀と過ごす中、暢子は料理の基本を大事にすることを痛感し、苦境を打開する大きなヒントを手にする…という展開。

 沖縄の本土復帰時の為替レート投資話に続き、またもや我那覇良昭(田久保宗稔)に騙された賢秀。「もう家族やめる。縁を切ってもらう。オレは疫病神。家族の邪魔者さ。じゃあな」と沖縄料理店「あまゆ」を去る兄に、暢子は「あの時も、足てびちだったさ」と子どもの頃の思い出話。賢秀は「一番星に、グレイトになるからよぉ。暢子、オレは必ず星をつかんでやるぜ。さらばだ」と再起を誓い、鶴見を後にした。

 そして、暢子も「もっと地味で、新鮮味はなくても、大切なことがきっとあるはずだよ」という和彦(宮沢氷魚)らの言葉、賢三(大森南朋)から教わった足てびちの煮込み方を思い出した。出勤する和彦に「和彦くん、ありがとう。この間、言ってくれたこと、凄いヒントになった。今になって、やっと気がついた。1回、入口に戻ってみる」と感謝した。

 和彦の忠告に「和彦くんに料理の何が分かるの」「うちは、料理のプロとして、結果を出さないといけないわけ。詳しくないなら、偉そうに言わないでほしい」と耳を貸さなかった暢子だが、ようやく基本の重要さを理解した。

 暢子のイタリア風おでんはどうなるか。

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2022年6月9日のニュース