坂上忍 ワクチン4回目接種議論で3回目の接種率低さ指摘「岸田政権になって遅れた上に発信力の弱さ」

[ 2022年3月24日 17:02 ]

坂上忍
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 俳優の坂上忍(54)が24日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に出演。厚生労働省が同日、専門家で構成するワクチン分科会を開き、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種の実施に向けて準備を開始することに合意したことについてコメントした。

 対象者などの詳細は今後決める。政府は既に実施を想定し、米ファイザーと米モデルナの両社からワクチン計1億4500万回分を追加購入することで合意している。分科会では、12~17歳を対象にした3回目の追加接種を予防接種法の「臨時接種」に位置付け、無料で受けられるようにすることも了承した。ファイザー製を使い、重症化リスクの高い人に対し、特に接種を勧める。4月にも接種が始まる見通し。全国のワクチン接種率は23日現在で、1回目80・7%、2回目79・4%、3回目36・1%となっている。

 坂上は、3回目の接種率の低さ(36・1%)を指摘し「1回目、2回目の時もね、僕の個人的な意見だけど、菅政権でもやっぱりワクチン接種の出足は遅れたって思ってんですよ。で、その後に河野大臣が入って力づくでスピードアップさせたっていう功績は、その功績の中に菅さんの力も入ってるとは思うんだけど、もうちょっと早くやってたら東京五輪の状況は違っていたんじゃないのか、第5波でお亡くなりになった方々をもう少し減らすことができたんじゃないのかって、僕は思ってるので、それがあったにもかかわらず、岸田政権になって、やっぱり遅れたんだよ。遅れた上に今度は発信力の弱さだよね」と自身の思いを話した。

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2022年3月24日のニュース