元駐ウクライナ大使の角茂樹氏 ゼレンスキー大統領の国会演説に「俳優で培った話し方のうまさが」

[ 2022年3月24日 11:13 ]

フジテレビ社屋
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 2014~19年に駐ウクライナ大使を務め、ゼレンスキー大統領とも面識のある角茂樹氏が24日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ロシアからの軍事侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領が23日午後6時すぎ、日本の国会でオンラインを通じて演説を行ったことに言及した。

 ゼレンスキー大統領は、ロシアを厳しく非難するとともに、日本の支援に感謝。対ロ経済制裁の在り方も高く評価した。戦禍で荒廃した国土を憂える思いが強く、復興を成し遂げた戦後日本の姿をイメージしてか「発展の歴史が著しい」とも指摘、日本の協力への期待感もにじませた。国会で海外の要人がオンラインで演説するのは初めてだった。

 角氏は「ゼレンスキー氏は大統領になるまで俳優だったんですね。だから私は、ゼレンスキー氏が有力な大統領候補になった時は、本当に俳優さんに務まるのかなと思ってたんです。ところが時間がたつと大統領らしくなりましたよね。今回の演説、各国に向けている演説を聞くと本当によく準備をして、それぞれの国の国民に訴える形でやられてますでしょ。だからいい意味で俳優で培った話し方のうまさが、直接訴えるということで出ていた。本当に大統領らしくなられたなと思いました」と自身の受け止めを述べた。

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2022年3月24日のニュース