サバンナ高橋　一人暮らしで“困った”人の優しさ　テレビ局に「梨」を担いで運ぶ日々

サバンナの高橋茂雄
Photo By スポニチ

　お笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄（46）が、23日放送のABCテレビ「今ちゃんの『実は…』」（水曜後11・17）に出演。「ありがたいんですが、ちょっと困るというか…」と、最近の困った話を披露した。

　それは、ある地方にロケに行った際のこと。梨農家の方から「気に入って頂けたらまた送ります」と約束されたため、高橋は知人を介して自宅の住所を教えたという。「1人暮らしなので、本当にちょっとで大丈夫なので」と説明したが、1週間後に「こんなデカい段ボールに、梨が15個入っているのが2箱来たんです」。しかも段ボールには「受け取り次第、すぐに冷やしてください」との記載があったという。

　だが、冷蔵庫を開けて「野菜室に入れたら、3個しか入らない」。そこでテレビ局の関係者にその話をしたところ、局内にあるコンビニからお裾分けとして発送したらどうか、と助言を受けた。「それで僕、日曜日に2箱の梨をTBSに持って行ったんですよ。腰抜けるんちゃうか、というぐらい重かった」と振り返り、その上で「マネジャーにすぐ言ったんです。本当にありがたいですけど、僕にとっての梨30個は“一生もん”や、と。一生かかって消費するぐらいの量やから、ありがたいんやけど、もう大丈夫です。ありがとうございます」とお礼を伝えた。

　ところが「どう伝わったのか知らないんですけど、1週間後にまた2箱送ってきたんです」と高橋は苦笑い。「仕方ないから、その2箱持って、次の日にテレ朝に。もう業者ですよね」と、農家の方の親切心には感謝しつつも、苦労した話を披露していた。