専門家が見解 ロシアの侵攻「キーウが取れないと生物兵器、化学兵器の使用に出る可能性は非常に高い」

[ 2022年3月24日 16:22 ]

東京・汐留の日本テレビ社屋
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 EU・ロシア関係などの外交政策を中心に研究している、筑波大学准教授の東野篤子氏が24日、日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜1・55)に生出演。ロシア軍のウクライナへの攻撃について言及した。

 フリーアナウンサーの宮根誠司に「ウクライナ軍が善戦して押し返せば押し返すほど、非常に危険な武器が使われるという危惧も同時に出てくるんですが」と振られた東野氏は「おっしゃる通りでして、ロシア軍の作戦が思った通りにいっていないというのは、戦争が始まった段階からそうだったと思うんですよね」とコメント。「プーチン大統領としては、得たい戦果がほとんど得られていない。それがために、マリウポリのように、もうほとんど制圧しているところでより残虐なことをやっているという事がすでに見られるわけですね。ここでキーウが取れないとなってきますと、今心配されている生物兵器、化学兵器の使用に出て、戦況を打開しようとしてしまう可能性は、残念ながら非常に高い」との見方を示した。

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2022年3月24日のニュース