笑福亭鶴瓶「お前か！」　“20年越し”に知った真実に驚がく

落語家の笑福亭鶴瓶
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　お笑いコンビ「錦鯉」が22日に放送された日本テレビ「ザ！世界仰天ニュース　3時間SP」（通常は火曜後9・00、この日はSPのため後7・56）にゲスト出演。渡辺隆（43）が番組MCを務める落語家の笑福亭鶴瓶（70）に“20年越し”の謝罪を行った。

　“失敗トーク”のくくりで「20年ぐらい前にめちゃくちゃテンパったことがありまして」と切り出した渡辺。「駅でおじさんに『ちょっと切符の買い方が分からないから教えてくれ』って言われまして」と続けると、鶴瓶とともにMCを務める中居正広（49）が「そういう人いると思うよ」と同情をまじえて合いの手を入れた。だが、渡辺が続けて口にしたのは「で、パッとみたら笑福亭鶴瓶師匠だったんです」。これにはスタジオは「えっ？」の嵐で、突然名指しされた鶴瓶も実に微妙な顔で「えっ！？オレやったの？」と聞き返した。

　これに「はい」と返事をした渡辺。駅はおそらく「下北沢」だったそうで「初めてお会いして…。とりあえず切符の買い方を教えて。『乗るところまで案内して』っていうから。めちゃくちゃテンパって、そのまま師匠に『こちらです』『こちらです』『こちらです』って。早く乗せなきゃいけないと思って（焦って）師匠が乗る電車じゃない別の電車に乗せて。おそらく新宿のほうに行きたかったんですけど、調布のほうに行かしちゃったみたいで…」と衝撃の事実を口にすると、鶴瓶は笑いながら渡辺を指差し「謝れ！」と冗談まじりに迫った。これに「本当にあの時は申し訳ございませんでした！」と渡辺。深々と頭を下げて謝罪した。

　「まちごうたらあかん思て。切符はまぁ分かったんやけど、連れて行ってくれたよね」と渡辺に感謝しつつ当時を回想する鶴瓶。中居が「覚えてないでしょ」とツッコミを入れる中、「調布行ったのは覚えてるがな！あいつ、どこ行かすねん！って思たのがお前か！」と叫ぶと、渡辺は「大変申し訳ございませんでした！」と笑みを浮かべながら再び頭を深々と下げ、スタジオは爆笑に包まれていた。