「カムカム」川栄李奈 涙の撮了告白 最終週予告「えっ!?と驚く」怒涛の展開 朝ドラ恒例バトンタッチ

[ 2022年3月24日 16:10 ]

恒例の朝ドラヒロインバトンタッチセレモニーを行った「ちむどんどん」黒島結菜(左)と「カムカムエヴリバディ」川栄李奈(C)NHK
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 4月8日に本編最終回(第120話)を迎えるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の3代目ヒロイン・川栄李奈(27)と、4月11日にスタートする次回作「ちむどんどん」のヒロイン・黒島結菜(25)が24日、東京・渋谷の同局で恒例のバトンタッチセレモニーを行った。クランクアップ時に異例のコメントなしだった川栄は「クランクアップした瞬間、涙が止まらなくなってしまった私を優しく受け止めてくださったスタッフ皆さんの温かさが心にしみました」と述懐。最終週については「『えっ!?』と驚くような怒涛の展開です」と予告した。

 「カムカム」は2月26日に大阪放送局で全撮影を終了。節目の撮了日も「ネタバレを避けたい」と出演者の写真やコメントもなしという異例の措置が取られた。川栄は翌27日、自身のインスタグラムで報告したが、涙したことは明かしていなかった。

 川栄は「撮影を振り返ると、苦しかったことよりも楽しかったことばかりが浮かびます。みんなでひとつのことを一緒に作り上げられたことが本当に楽しくて、今でも鮮明に覚えています。クランクアップした瞬間、涙が止まらなくなってしまった私を優しく受け止めてくださったスタッフ皆さんの温かさが心にしみました。最終週は『えっ!?』と驚くような怒とうの展開です。本当素晴らしい作品になっておりますので、是非最後まで見届けていただき、翌週からは『ちむどんどん』をご覧いただければと思います」とアピールした。

 黒島は「1日1日があっという間で、毎日楽しく撮影しています。撮影はあと半年残っていますが、このままいい雰囲気で撮影できるよう頑張りなと思います。『ちむどんどん』は沖縄の家族の物語で、暖かく楽しいドラマになっていると思いますので、『カムカムエヴリバディ』からバトンを受け取って、このままいい流れでスタートできたらいいなと思います」と意気込んだ。

 「カムカムエヴリバディ」は上白石萌音&深津絵里&川栄がヒロインを務める朝ドラ通算105作目。ヒロイン3人は朝ドラ史上初。2007年後期の名作「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル脚本。ラジオ英語講座と3世代の女性による100年のファミリーヒストリーを描く。

 「ちむどんどん」は朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」など知られ、14年後期「マッサン」の羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛け、約8年ぶり2度目の朝ドラ登板今年、本土復帰50年を迎える沖縄を舞台に、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4兄妹、本土復帰からの歩みを描く。

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2022年3月24日のニュース