「ブラタモリ」 新アシスタントに野口葵衣アナ 7代目は福岡から“通い”のおっとり天然系

[ 2022年3月24日 05:30 ]

NHK「ブラタモリ」で新たにアシスタントを務める野口葵衣アナウンサーとタモリ
Photo By 提供写真

 4月からNHK「ブラタモリ」(土曜後7・30)で7代目アシスタントを務める野口葵衣アナウンサー(27)が23日、東京・渋谷の同局で行われた定例会見にリモートで出席した。すでに初回収録は終えており「タモリさんの優しく和やかな雰囲気に身を委ね、楽しくロケしました」と笑顔を浮かべた。

 同番組のアシスタントは、これまで多くの人気アナを輩出した“出世街道”として知られている。

 過去には桑子真帆アナ(34)が出演を機に飛躍。「紅白歌合戦」の総合司会を3度務めるなど看板アナへと成長した。他にも「あさイチ」のメイン司会を務めた近江友里恵さん(33)や、野口アナの前任となる浅野里香アナ(28)も4月から「はやウタ」や「ファミリーヒストリー」を担当するなど期待を背負っている。

 新たに大役を務める野口アナは18年に入局したばかり。山形放送局を経て昨年から福岡放送局に異動。拠点を東京に移さず、福岡でニュース番組のキャスターを務めながら「ブラタモリ」にも参加するという異例の出演形式となる。

 同局関係者は人柄について「素直で素朴な一面もあり、タモリさんの横にふさわしい」と期待。この日の会見でも質疑応答で「質問何でしたっけ?」と照れ笑いを浮かべるなど、どこか天然な一面もある愛されキャラだ。

 福岡からの“出勤”となるが「大変なのは移動だけで、それでも福岡空港はアクセスいいので最高です!」と屈託のない笑顔。タモリ(76)の出身地も福岡とあり、地元トークが盛り上がった様子で「福岡周辺のお店などを聞いて、早速1人で行ってみたりしました」と語った。「等身大で分からないことを素直に聞いて、視聴者の方と驚きや発見を共有したい」と4月からの大役に力を込めた。

 ≪首藤奈知子アナ「おはよう日本」12年ぶりに担当≫首藤奈知子アナウンサー(42)が12年ぶりに朝のニュース番組「おはよう日本」(月~金曜前5・00)を担当する。結婚や出産を経て40代となり番組へ復帰。「最年長として、皆さんの個性を引き出しながら、20代に担当した時とは違う面も出していきたい」と意気込んだ。近年は放送終了間際に連続テレビ小説へとつなぐ“朝ドラ送り”が話題を集めることも多いが、「(コンビの)三條雅幸アナとも話しましたが、“我々にはそんな余裕はないね”とまとまっております」と語った。

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2022年3月24日のニュース