元駐ウクライナ大使の角茂樹氏 国防は「世の中、話し合いだけではだめ…そのバックとしての軍事力」

[ 2022年3月24日 08:35 ]

フジテレビ社屋
Photo By スポニチ

 2014~19年に駐ウクライナ大使を務め、ゼレンスキー大統領とも面識のある角茂樹氏が24日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。林芳正外相が23日の衆院外務委員会で、日本の領土が侵略された場合は日米同盟に基づき米国が日本を防衛すると繰り返し表明していると述べたことに言及した。

 ロシアのウクライナ侵攻を受けて日米防衛の抑止力について質問した立憲民主党・松原仁委員への答弁で、林外相は「日本の領土が侵略されるような場合と仮置きして答えると、米国は、日米首脳テレビ会談など、累次の機会に、あらゆる種類の能力を用いた日本の防衛へのゆるぎないコミットメントを表明している」と答えた。

 MCの谷原章介に「国防という意味では、自前の防衛力、大事ですけれども、やっぱり国と国、ある意味、対話をベースにしてきちんと外交していくことも大事ですかね」と聞かれた角氏は「もちろんそれは重要です。しかし、やっぱり世の中、話し合いだけではだめな時もあるんでそのバックとしての軍事力、安全保障の上でもそれも重要だと思います」とし、集団的自衛権の議論を深めていくべきだとした。

続きを表示

2022年3月24日のニュース