荻野目洋子 3人の娘の子育て専念を経て「ダンシング・ヒーロー」で再ブレーク 娘も「凄いね」と尊敬

[ 2022年3月24日 14:47 ]

歌手の荻野目洋子
Photo By スポニチ

 歌手の荻野目洋子(53)が24日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。アイドル時代のヒット曲「ダンシング・ヒーロー」が再び脚光を浴びて果たした再ブレークについて語った。

 1980年代のアイドル黄金期にヒット曲を連発し、歌って踊れるアイドルの先駆者になった荻野目。2001年に当時プロテニスプレーヤーだった辻野隆三氏と結婚し、現在は19歳、18歳、15歳の3女の母となった。司会の黒柳徹子から「女の子3人そろってたら、歌手活動する暇なんか全然なかったでしょ」と振られると、「そうですね。もともと私も不器用な方なので、子供を授かったときに、しばらくは本当に専念したいなと思いまして。4年間ぐらいは全く仕事をしてませんでした。でもそれが凄く楽しかったです」と振り返った。

 育児に専念していた期間は「子守歌しか」歌っていなかったという荻野目。焦りは「全くなかったんですね。充実してたんでしょうね」と話し、再び「ダンシング・ヒーロー」が注目されるようになったことには驚いたという。「普通に自宅のキッチンで料理をしているときで、そのときは最初に平野ノラさんが、出ばやしって言うらしいですけど、ネタをやる前にイントロでまずかかって登場なさるので、『ワーッ、なんで、この曲が』みたいな感じで驚きました」と回顧した。

 加えて17年には大阪府立登美丘高校のダンス部が、バブル時代をほうふつさせる装いで「ダンシング・ヒーロー」に乗せて踊ったことで大きな話題に。登美丘高校のダンス部と一緒に同局の「ミュージックステーション」やNHKの紅白歌合戦のステージにも立った。「なんで選んでくれたのっていうのも聞いたんですけど、80年代に結構今若い方が憧れと言うか、面白いと思って下さるみたいで、その中でもインパクトがありましたって言うような感じで」と語り、「生放送の楽しさって言うのも当時を思い出しました」と笑顔を見せた。

 「ミュージックステーション」出演の際、3人の娘には「特にHIKAKINとかユーチューバーの方も一緒に共演されていたので、『えっ、HIKAKINさんとマミー、一緒なの』みたいな感じで、凄い驚いてましたね。『凄いね』みたいな感じで言われました」と荻野目。久しぶりに歌ってどうだったかと聞かれると、「嬉しいし、興奮しました。アドレナリンがいっぱい」とし、「時代を超えて本当に愛される曲で。自分でもこういう曲に出会えたことが幸せだなと思います」としみじみと語った。

 娘3人は荻野目のアイドル時代の活躍をどう思っているかと聞かれると、「本当に小さかったときは実感がなかったみたいですけど、ようやく最近は『凄いね』とか言ってくれるようになりました。全然家では(自身の曲を)かけなかったので、子供番組とか教育的なものしか流せてなかったので」と明かした。

続きを表示

2022年3月24日のニュース