フジ解説委員・風間晋氏 ゼレンスキー大統領の国会演説に「アジアのリーダーと持ち上げたところに」

[ 2022年3月24日 15:57 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が24日、同局の「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に出演。ロシアからの軍事侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領が23日午後6時すぎ、日本の国会でオンラインを通じて演説を行ったことに言及した。

 ゼレンスキー大統領は、ロシアを厳しく非難するとともに、日本の支援に感謝。対ロ経済制裁の在り方も高く評価した。戦禍で荒廃した国土を憂える思いが強く、復興を成し遂げた戦後日本の姿をイメージしてか「発展の歴史が著しい」とも指摘、日本の協力への期待感もにじませた。国会で海外の要人がオンラインで演説するのは初めてだった。

 風間氏は「気を遣ってるなと思いましたね。直接的な表現は避けて、こう言えば分かってくれるでしょうっていう演説の仕方ですよね」と指摘。そして、「あと私がもう一つ思ったのは、アジアのリーダーって持ち上げたところにすごくビビっと来るものがあって、それは今、戦争が始まって1カ月たって新たな局面を迎えているわけですよね。その局面で何が大事かっていうと、やはり制裁の抜け穴を許さない、そういう意味ではロシアとか中国とか、あるいはロシアとの関係の深いインドというのをどういうふうに抑え込んでいくかっていうのが大切」と言い、「その意味では日本は同じアジアの国の一員として中国、インドっていうところとは、NATOの国とはまた違う立場、違うアプローチがとれるんじゃないか、リーダーシップ発揮してくれって、何かそういうメッセージのように受け止めたんですけどね」と自身の考えを述べた。

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2022年3月24日のニュース