東野幸治 給付金の“バラマキ”批判に疑問「所得制限の線引き、夫婦共働きの家庭はどうなのって」

[ 2021年11月14日 11:16 ]

お笑いタレントの東野幸治
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 タレントの東野幸治(54)が14日、MCを務めるフジテレビ「ワイドナショー」(日曜後10・00)に出演。政府の給付金に“バラマキ”批判が起きていることに見解を示した。

 岸田文雄首相(自民党総裁)と山口那津男公明党代表が10日に官邸で会談し、18歳以下への10万円相当の給付金をすることで確認した。首相はその夜の記者会見で「厳しい経済状況にある学生にも、修学継続のため10万円の緊急給付金を支給する」と明らかにした。世帯主の年収960万円の所得制限を導入し、10万円は5万円は現金で支給し、さらに5万円相当のクーポンでの支給す方針。政府は自公党首会談での決着を踏まえ、19日の閣議で給付策を盛り込んだ経済対策を決定し、早期給付を目指す。首相と山口氏の会談ではマイナンバーカード新規取得者や保有者に対し、最大2万円分のポイントを付与することも申し合わせた。(1)カード取得時に5000円分(2)健康保険証としてのカード利用開始に7500円分(3)公的給付金を受け取る預貯金口座とひも付けた場合に7500円分―とした。

 大きな批判は出ている中、俳優でタレントの武田鉄矢(72)は「バラマキバラマキってあんまり悪口は言えないなと思う。お金って何だろうなと考えるんですけど、お金って川の水みたいなもので、水車を回すこと。水の流れがいいと水車の流れも良くなる。回ってないところを回すという力になればいいなと思うんです」と見解を示した。

 今回の給付金に「賛成の声をテレビから聞かない」と東野。「大型の経済対策をこれからやっていこうっていうんですから、バラマキっていう批判もおかしな感じもする」としつつも「(所得制限)960万円という線引きもどうなのって話もありますし、夫婦共働きの家庭はどうなのってのもある」と問題点も指摘した。

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2021年11月14日のニュース