生田斗真「天才現れたな」「第二のキムタクは俺か」調子に乗るも感じた壁…そこから俳優を選んだ理由は

[ 2021年11月14日 12:27 ]

生田斗真
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 俳優の生田斗真(37)が14日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。俳優として壁を感じたことや、俳優を志したきっかけについて語った。

 96年に11歳でジャニーズ事務所に入所し、ジャニーズJr.として活動を開始。97年にNHK連続テレビ小説「あぐり」で子役としてデビューし、俳優としてのキャリアがスタートした。「凄いですよ。1週間前とかに決まりました、って台本が来て。台本って何?お芝居って何?初めて見た台本が朝ドラって凄い」と振り返った。

 当初から俳優を意識していたのかと聞かれると、「仕事意識みたいなものを全く考えずに過ごしてきちゃったので。現場に行ったら大人たちが遊んでくれる、同年代の共演者の子たちと遊べる。ただそれが楽しかっただけ」と明かした。

 また「あぐり」については「子どもだったからというのもあるんですけど、『うまいね』みたいな感じになったんですよ。わけも分からすやったことで褒めてもらったから、ちょっとこれ天才かもしれない。天才子役現れたな。俺だった、と」。加えて当時の新聞記事の見出しでも「第二のキムタク」とされたこともあり、「俺か、第二のキムタク」と調子に乗っていたとした。

 だが、そこで壁が待っていた。次の仕事、その次の仕事では「あれ、なんか違うな。キムタクじゃないのか俺は。何でだ?」と自分自身が思うように。「自分以外の人になるって、初めての経験だからわけわかんない感覚になったんですよ。トリップするって言うか。衝撃的な芝居との出合いをして、周りが褒めてくれたから、2回目とか3回目はあれ、何で。うまくいってないのかなとか、それでずっと何でだみたいなことを続けてきている感じはあるっていうか」と話した。

 また、ジャニーズなのにどうして歌わなかったのか、との質問には「選んでもらえなかったうちの一人なんで僕は。あれ?みたいな。新聞記事、出しましょうか、みたいな」と笑ってみせた。俳優を本格的に志したことについては「でも高校時代に演劇に出合って、こんな面白い、楽しい仕事があるんだと思って。身の回りにいる演劇人の人たちが凄くカッコよく見えて。この中に入って一生暮らしたいと思って」。高校を卒業する頃には「よっしゃ僕はこっちで行ってみよう。(事務所には)まだ役者部門みたいなものを突き抜けた人はいらっしゃらなかったから、自分がそこの先頭を切って走れるようにがんばろうと思ったのがきっかけです」と打ち明けた。

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2021年11月14日のニュース