キムタク歌う さんま作詞曲、込められた思い「人生思い通りにならない時もある」来年発売アルバムに収録

[ 2021年11月14日 04:00 ]

アルバム「Next Destination」を発売する木村拓哉
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 歌手で俳優の木村拓哉(49)がお笑いタレント明石家さんま(66)が手掛けた曲を歌う。

 アルバム「Next Destination」(来年1月19日発売)に収録の「Born ready」で、さんまは3人組バンド「BEGIN」とともに作詞を担当。「ライブでファンが一緒に歌ったり盛り上がれるような歌詞にしたかった。この曲を通じてその時だけでも一つになれるように願いを込めました」と語った。

 木村とさんまは2002年のフジテレビドラマ「空から降る一億の星」で初共演。その後翌年から同局特番「さんタク」で現在までに19回共演。公私にわたり親交が深い。

 夢のコラボのきっかけは、昨年元日放送の「さんタク」の奄美大島ロケ。さんまが「次にアルバム作るときは作詞させて」と発言したことから、実現した。

 BEGINは作曲も担当しギターのサウンドが印象的な明るい曲調となった。♪Hop Step Slip――という歌詞が登場。普通は「Hop Step Jump」だが、さんまは「人生は繰り返しばかりで思い通りにならない時もある」との思いを込めた。

 さらにキーワードとして♪I told you so――も入れ込んだ。「そんな時は何をアドバイスしてもうまく伝わらないもの。その後で“だから言ったのに”と思うことが多い」とも語った。

 「俺は木村をイメージして作詞したけど、木村はレコーディングで俺自身をイメージしてしまったらしく、笑いながら歌っちゃったらしい」と明かし「早く自分の物として歌詞を体に入れてくれ!もう俺の物じゃないんで(笑い)」と作詞家として“リクエスト”も送った。

 木村は2月から神奈川など4都市のライブツアー開催も発表。「開催時期に世の中がどのような状況になっているか、まだ分かりませんが、もし声を出せなくても心の中で共に騒ぎましょう!」と呼び掛けた。

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