杉本師匠、おやつの注文に見た藤井4冠の成長…「彼の矜持につながっているのかな」

[ 2021年11月14日 05:30 ]

第34期竜王戦7番勝負第4局   〇藤井聡太3冠ー豊島将之竜王● ( 2021年11月13日    山口県宇部市 )

感想戦で対局を振り返る藤井聡太新竜王(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 愛弟子から、最高のバースデープレゼントが贈られた。この日、53歳の誕生日を迎えた藤井4冠の師匠・杉本昌隆八段はスポニチ本紙の取材に「この日が来ることは10年前から確信していた。驚きはないが、師匠として感無量です」と語る。9歳年下の妻も同じ誕生日で、杉本家にとっては大事な記念日。「今まで十分すぎるくらい喜びを与えてもらってますが、そんな日に大きなプレゼントをもらった気分です」と笑顔を見せた。

 将棋の技術はもちろん、棋士としての心構えも伝えてきた。その教えが、最近のおやつや勝負メシに表れている。「プロ入り後に“羽生先生は地のものを頼んでたよ”って言いました。それが利いてるのか(対局会場の)地元のものをよく注文しますね」。

 今年6月に王位戦第1局でおやつに名古屋名物「ぴよりんアイス」を注文すると大ヒット。京都で行われた10月の竜王戦第2局では地元の和菓子「くま最中」を選択しこちらも大人気となった。開催地やスポンサーへの貢献も、棋士の務めだ。「タイトル保持者としての、彼の矜持(きょうじ)につながっているのかな」と杉本八段。棋力も心も成長し続ける弟子の姿を見るのも“贈り物”になっている。

 ▼羽生善治九段(51) 今回の竜王戦のシリーズは序盤の深い分析、中盤の細かい駆け引き、終盤の鋭い切れ味と実に高度な内容の対局が続き、タイトル獲得にふさわしい内容でした。これからも、どんな将棋を指すか楽しみにしています。

 ▼加藤一二三(81) 心からおめでとう。今日の対局は大熱戦で、よく最後勝ちきったと思います。感動しました。藤井先生が14歳の少年だった時、プロデビュー戦で引退する前に戦うことができてよかった。あの時は研究派の秀才だと思いましたが今は天才に格上げです。次は王将戦ですかね。もし挑戦者になったら、勝者の「王将戦罰ゲーム写真」で“ひふみんアイ”が最高じゃないでしょうか。

 ▼中原誠十六世名人(74) 凄い、としか言いようがない。私は26歳で、羽生くんは22歳の時に4冠。それでも十分だが、藤井くんは19歳。10代で4冠というのは、とても驚いています。

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