「鎌倉殿の13人」草笛光子 源頼朝の乳母・比企尼役!大泉洋と再共演「またチョコレートもらえるかしら」

[ 2021年4月28日 17:14 ]

来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にレギュラー出演する草笛光子
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 女優の草笛光子(87)が来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)にレギュラー出演することが28日、番組公式ツイッターで発表された。大河ドラマ出演は2016年「真田丸」以来、6年ぶり11作目(語り1作)。源頼朝(大泉洋)を支える乳母(めのと)・比企尼(ひきのあま)役を演じる。27日から2日間にわたり、第3次出演者11人が発表された。

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏(59)が脚本を手掛け、俳優の小栗旬(38)が主演を務める大河ドラマ61作目。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本、小栗は大河初主演に挑む。

 草笛は「比企尼は頼朝の乳母で、不遇時代の頼朝を支えた最大の功労者と言われている方。頼朝が伊豆に流されてから20年にもわたり支えたそうです。三谷さんの作品ですから一筋縄ではいかないでしょう。覚悟してお待ちしています。演技力、人間味を兼ね備えた魅力ある役者さんたちとご一緒できることで、私も若返ります!」と意気込み。

 「真田丸」は主人公・真田信繁(堺雅人)&兄・真田信幸(大泉)の祖母で、父・真田昌幸(草刈正雄)&叔父・真田信尹(栗原英雄)の母・とり役を好演。真田家特有のスキンシップとなる“ほっぺペチペチ(頬ぺち)”を生み出した。

 「とりの最期「ちと、早すぎた」という台詞。リハーサルでは共演者の皆さんも笑いをこらえるので必死。笑わさず、どう演じるか1週間悩みました。放送後に三谷さんから『自分で書いた台本なのに涙が出ました。僕もこれからしっかり生きていこうと思います』とメールを頂きました。リアルではあるまじきことをリアルにする。私の女優人生の中で印象に残るシーンの1つです」と述懐。

 「真田丸」組のキャストとも再び共演。「大泉洋さんは当時、白いチョコレートが好きと私が言ったら、北海道に行く度にチョコレートを買ってきてくれました。また、もらえるのかしら?迫田孝也さん(『真田丸』は信繁(堺雅人)の右腕・矢沢三十郎役、今作は頼朝の異母弟・源範頼役)は毎年一度、『真田丸』のキャストが集まる忘年会の幹事をしてくれます。『真田丸』の第一声も彼のセリフからでした。栗原英雄さん(今作は鎌倉幕府行政長官・大江広元)は以前お買い物に付き合ってくれて一緒にお寿司を食べました。舞台『ロスト・イン・ヨンカーズ』でご一緒した小林隆さん(今作は鎌倉幕府司法長官・三善康信)は、いつもやさしい方。他、魅力的な役者さんが大勢いらっしゃるので、皆さんとお芝居できること楽しみにしています」と期待した。

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2021年4月28日のニュース