八代英輝氏「紀州のドン・ファン」元妻逮捕で「確実に殺すという意図が覚醒剤投与からは伺われない」

[ 2021年4月28日 14:14 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(56)が28日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助さん(当時77歳)が2018年に不審死した事件で、多量の覚醒剤を摂取させて殺害した疑いで元妻・須藤早貴容疑者(25)がこの日朝、和歌山県警に逮捕されたことについてコメントした。

 はじめに「殺意に関係してくるところだと思うんですけど、覚醒剤を何ミリグラム飲ませれば確実に殺害できるていうような定型がない。ですから、確実に殺すという意図が覚醒剤を投与するという行為から普通は伺われない。そこは難しいところだと思います」となぜ、確実性のない覚醒剤が凶器として使われたのかを疑問に思うと口にした。

 一連の事件に関して「警察官に残された期間は20日間通常はこういった案件、死体遺棄から入って行って、容疑者は必ずどこかで死体と物理的接触をするものですから、何か物証が出てくる。今回死体遺棄ではなく殺人本件からの立証となるので時間的制約が厳しい。それがどうなるかというところも注目ですね」と今後の行方の注目すべき点を解説した。

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2021年4月28日のニュース