「鎌倉殿の13人」ティモンディ高岸宏行 大河が初ドラマ!ド派手俳優デビュー「全身全霊 皆様を鼓舞」

[ 2021年4月28日 13:14 ]

来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が俳優デビュー作となるティモンディ高岸宏行
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 芸能界の始球式最速142キロの記録を持つお笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行(28)が来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)にレギュラー出演することが28日、番組公式ツイッターで発表された。大河ドラマ初出演はもちろん、ドラマ出演自体が初。北条を支える勇猛な武士・仁田忠常(にった・ただつね)役を演じる。

 再現ドラマなどに出演した経験はあるが、本格的な演技は初挑戦。豪華キャストが名を連ね、早くも期待が高まる大作でド派手に俳優デビューを飾る。

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏(59)が脚本を手掛け、俳優の小栗旬(38)が主演を務める大河ドラマ61作目。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本、小栗は大河初主演に挑む。

 高岸は相方・前田裕太(28)とともに愛媛の強豪・済美高野球部出身。高岸は最速150キロを誇り、ヤクルト、阪神などからも注目される選手だった。今月3日には日本ハム―ロッテ戦(札幌ドーム)でファーストピッチセレモニーを行い、高岸が投手役、前田が捕手役。高岸は芸能人始球式最速となる142キロをマークし、話題を呼んだ。

 昨年10月4日にはヤクルト―広島戦(神宮)で始球式を行い、投球前から大号泣し、反響。コンビを組む時に前田から「絶対、おまえに始球式で投げさせてやる」と告げられ、その言葉通り、15年の結成から5年で夢の舞台に到達。高岸の涙には「本当に実現したんだ、凄いな前田」という約束を果たした相方への感謝が込められていた。

 高岸は「僕自身『応援』を生業としている者として視聴者の皆さまや出演者スタッフの皆さまを鼓舞していくことはもちろんのこと、演じさせていただく仁田忠常さんを応援する気持ちを持って全身全霊で一所懸命にチャレンジしていきます!心を一つに素敵な大河ドラマにするぞ!みんななら、やればできる!」と力強く抱負。大河ドラマについては「毎年全国の皆さんに勇気や感動を与え続け、長年愛され続けている素敵なビタミン番組だという印象です!」と明かした。

 三谷作品については「展開が全く読めない中で最後まで視聴者の心をわしづかみにして離さないゴリラのような握力の強さが魅力的な作品ばかりという印象です!」、共演者については「ご一緒させていただいた方は1人もいませんが、全出演者の方々が日本中に元気や夢を届けてくださっているスーパースターなので、ご一緒させていただけることが光栄ですし、ワクワクで心の口角が上がりっぱなしです!」。大河に新風を吹き込む。

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