ティモンディ高岸が大河出演 事務所の後輩・高橋英樹「空いています バーターで1つ、よろしく(笑)」

[ 2021年4月28日 14:00 ]

高橋英樹
Photo By スポニチ

 芸能界の始球式最速142キロの記録を持つお笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行(28)が来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)にレギュラー出演することが28日、番組公式ツイッターで発表された。大河ドラマ初出演はもちろん、ドラマ出演自体が初。北条を支える勇猛な武士・仁田忠常(にった・ただつね)役を演じる。

 再現ドラマなどに出演した経験はあるが、本格的な演技は初挑戦。豪華キャストが名を連ね、早くも期待が高まる大作でド派手に俳優デビューを飾る。

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏(59)が脚本を手掛け、俳優の小栗旬(38)が主演を務める大河ドラマ61作目。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本、小栗は大河初主演に挑む。

 ティモンディはこの日、YouTubeチャンネルを更新。相方・前田裕太(28)が今回の出演決定をサプライズ報告し「NHKの大河が初ドラマ。いきなり甲子園、1試合目が」。高岸は「どうやるのか分からない」と驚いた。吉田マネジャーは「今回お声掛けいただいたのは、三谷さんのアイデア」と明かし、高岸は「光栄ですね」と喜んだ。

 前田は「ちゃんと“高岸して”ほしい。三谷さんは高岸に器用な演技を求めていないと思うんですよ。伸び伸び楽しくやってもらって、怒られたら、その時に直せばいい。怒られる前から気負わないでほしいと思いますね」とエールを送った。

 2人は2019年に現事務所を移籍した大河ドラマ出演9回を誇る所属事務所の“後輩”俳優の高橋英樹(77)の元へ。木刀を用いて刀の持ち方や、マナーとして浴衣を着て稽古をすることを教わった。

 高橋は「頑張ってね」と激励しつつ「高橋英樹、(スケジュールは)空いていますけど。(高岸の)バーターで1つ、よろしくお願いします」と笑いを誘った。

続きを表示

2021年4月28日のニュース