江口のりこ、小池栄子と嫉妬バトル!大河「鎌倉殿の13人」で源頼朝の愛人・亀役

[ 2021年4月28日 05:00 ]

来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演する江口のりこ
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 女優の江口のりこ(41)が、来年放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)に出演する。27日に同局から発表された。源頼朝(大泉洋)の愛人・亀役を演じる。

 江口の大河出演は、2015年の「花燃ゆ」以来7年ぶり2度目。今回演じる亀は頼朝の愛人。小池栄子(40)演じる、頼朝の妻北条政子から激しい嫉妬を買う女性だ。政子が第2子を妊娠している時にも寵愛(ちょうあい)を受け、怒った政子が亀の家を破壊してしまったという逸話が伝わる。

 江口は舞台やドラマの脇役を中心に活躍していたが、昨年放送されたTBS「半沢直樹」への出演でブレーク。主人公・半沢直樹(堺雅人)と対峙(たいじ)する国務大臣役がお茶の間の反響を呼んだ。一方の小池も、08年の毎日映画コンクールで女優主演賞を受賞するなど演技派として確固たる地位を築いた。1980年生まれで同学年の小池と江口が、壮絶な“女の戦い”をどう表現するか注目される。

 また頼朝の最初の妻・八重役に新垣結衣(32)が出演することもすでに発表済み。小栗旬(38)演じる主人公・北条義時の初恋の相手でもある“モテ女”として登場する。亀が登場する時代とは前後するが、多くの女性に翻弄(ほんろう)される大泉の姿も話題を呼びそうだ。同局関係者も「頼朝を中心とした女の争いを、(脚本の)三谷幸喜さんがユーモアたっぷりに描くでしょう」と期待を寄せている。

 江口は出演にあたり「源頼朝に気に入られて、その妻の北条政子の嫉妬を激しく呼び起こす人物です。その通りに演じられればいいなと思ってます」と早くも“臨戦態勢”。「初めての三谷作品になります。楽しみたいです」と撮影を心待ちにしている様子だ。

 《鈴木京香は丹後局役「もう彼女の大ファン」》ほかに鈴木京香(52)が後白河法皇(西田敏行)に愛された丹後局役で出演。「新選組!」(04年)、「真田丸」(16年)にも出演しており、三谷大河は皆勤賞。「その時代には珍しく政治に積極的に関わった女性だったと知りました。今はもう彼女の大ファンです」と役柄にほれ込んでいる様子だ。また田中泯(76)は奥州の実力者・藤原秀衡役で出演。「龍馬伝」(10年)以来2度目の大河となる。

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