加藤浩次 「紀州のドン・ファン」元妻逮捕「あとはやっぱり入手経路」

[ 2021年4月28日 08:51 ]

「極楽とんぼ」の加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(51)が28日、日本テレビ「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助さん(当時77歳)が2018年に不審死した事件で、多量の覚せい剤を摂取させて殺害した疑いで元妻・須藤早貴容疑者(25)がこの日朝、和歌山県警に逮捕されたことについてコメントした。

 番組は、野崎さんの不審死から約3年、急転直下で元妻が逮捕されたニュースを番組冒頭から取り上げた。

 加藤は「当時から事件に関しては我々も報じていました。殺人という容疑になりました」と報告。事件当時から取材に当たっていた阿部祐二リポーター(62)は「野崎さんの急性覚せい剤中毒、野崎さんに近い方が強硬に否定するんです。家政婦さんがいつも野崎さんの傍らにいる、その方があり得ないとおっしゃった。その中で、死因が急性覚せい剤中毒というのが出た。何でなんだという中で、(当時、家には)今回、逮捕された須藤容疑者と家政婦の方しかいない。外部の侵入形跡もなかった。これはおかしいなというイメージの中で取材していたのを覚えています」と回顧。取材した情報として「亡くなる直前に、近い方に須藤容疑者との離婚を考えているということを言っていた」とし「この当時から、須藤容疑者と野崎さんの関係は冷え切っていたんじゃないかと僕は思ってました」と話し、愛犬の不審死、警察が大量のビール瓶を押収して調べたことなどを取り上げた。

 阿部リポーターが「野崎さんが自ら覚せい剤を口に入れた、または入れさせられたという2点。入れられたという点で詰めたんだと思う」と推察。加藤も「何が証拠なのかっていうのは出てきてない」としながらも「何らかの証拠が出てきたから逮捕に至ったということですね。そうじゃないと逮捕にはいかない」とコメント。「あとはやっぱり元妻の(覚せい剤の)入手経路ですよね。もしかするとそれに関与すると、そこが重要になってきますね。そこがないことには警察も逮捕には至らないと思う」と話した。

 和歌山県警はこの日午前11時から会見を行う予定。

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2021年4月28日のニュース