研ナオコ 志村さん追悼番組で爆笑コント秘話「全部あいつが悪いんです」

[ 2020年4月1日 20:27 ]

志村けんさん
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 フジテレビで1日、「志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう」(後7・00)が生放送され、「ザ・ドリフターズ」の加藤茶(77)、仲本工事(78)、高木ブー(87)や、ともにコントを繰り広げた研ナオコ(66)らが新型コロナウイルスによる肺炎で29日に亡くなった志村けんさん(享年70)を追悼した。

 番組では「ドリフ大爆笑」「バカ殿」など往年のコント映像が放送され、スタジオの面々は涙が出るほど大爆笑。「日本昔ばなしシリーズ」でともにコントを繰り広げた研は、コント中に時折言葉を詰まらせていたことをつっこまれると「全部あいつが悪いんです。どうしてもしゃべれなかったの。自分が映ってないから、(志村さんが)変な顔するんですよ」とテレビに映っていないところで志村さんが変顔をしていたという裏話を明かした。

 「おかしくておかしくて。ずるいのあいつ。全然しゃべれなくなっちゃうの。いつも人を笑かそうと思ってるの」と志村さんの人柄を振り返ると、加藤も「台本にないことをやりたがるんですよ。リハーサルでやらないで本番でやるから、みんな笑っちゃうんですよ」と懐かしんだ。

 志村さんのコント映像に、ネット上では「ずっと笑いっぱなしで涙が出てくる」「笑顔に包まれる追悼番組、志村さんらしい」「志村さんの、この笑顔と笑いをもう見ることができないなんて耐えられない」と多くの反響を呼んでいる。

 ◆志村 けん(しむら・けん、本名康徳=やすのり)1950年(昭25)2月20日生まれ、東京都東村山市出身。都立高校を卒業直前の68年にザ・ドリフターズの付き人となり、74年に故荒井注さんの後任としてメンバー入り。TBS「8時だョ!全員集合」、フジテレビ「志村けんのだいじょうぶだぁ」などでギャグの王様に。レコード「東村山音頭」もヒットし、舞台「志村魂」では三味線も披露。主な著書に「変なおじさん」など。

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